広島県呉市「石崎動物病院」

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2011年09月29日(木)

肛門部の腫瘍、再発。 [News]

●ミー 13歳 ♂ ペルシャ

昨年(約1年前)に直腸にできた平滑筋肉で来院し、切除した内容を過去のホームページ「あれ?単なる直腸脱???」で紹介しましたが皆さん憶えていますか?
この度、再来院となりました。飼い主さんは、何かまたできたとは思っていたそうですが、色々と所要で病院へ足を運ぶことができずにいたそうです。私が、拝見した時には、以前とまではいきませんが、同じく大きな塊になっていました。「ガーン」とショックを受けましたが、なんとかしなければなりません。

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●片側直腸切除
胸部のレントゲン、腸骨下リンパ節の大きさを超音波で確認して手術を始めました。
直腸全体を引き抜くことも考えましたが、入り口部分に近く腫瘍の深さが浅いことから、片側の直腸を切除することにしました。

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●切除部位
完全切除の為、原則通り腫瘍から数センチの組織で切断しました。病理結果は依然と同じく平滑筋肉腫(悪性)でした。組織上でも、完全切除がなされていると報告がありました。

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●術後
術後暫くは、腸の突出がありましたが、日に日に治まり、良い便を自力で排出することも確認できました。飼い主さんの条件は「自力で良い便ができること」でしたので、これで帰宅ができます。

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●約束
ミーちゃんも既に13歳、心臓に逆流もあります。次回は、小さな病変で直ぐに病院へ駆けつけていただくことを約束して帰宅になりました。

ミーちゃん元気でね〜♪たまには見せてね!

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以前より若返ったミー


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21時52分


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