広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

高度最先端医療

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動画 膀胱鏡 による膀胱結石除去について [高度最先端医療]

●症例1
内視鏡の実際の映像を見たいとリクエストを戴きました。
今回は、膀胱鏡を用いて膀胱内を観察した映像です。
膀胱鏡の手技は、まず腹腔鏡で膀胱をつかみ、膀胱と切開した皮膚を縫合します。
このケースは、♂、ダルメシアン、シュウ酸結晶でしたので、食事で溶解することができず、手術に踏み切りました。結石の数は、驚くことに100個近くありました。

画像(330x247)・拡大画像(640x480)

膀胱鏡の利点は、小さな切開創であることがなによりですが、その小さ切開から膀胱をくまなく観察し、完全に取り去ることができることです。また、膀胱粘膜の状態も詳細に観察できます。

●ご意見
「これだけ結石があると時間がかかり大きく開けた方が手術が速いのではないか?」「その意義はあるのか?」とご意見がありますが、我々の目指すところは低侵襲手術です。つまり、痛みの少ない日帰り手術を目指していますので、手間がかかっても痛みが少なく、回復の早い方法を行います。
しかし、患者の状況が悪く、時間を重視する場合には、大きく開けて手術時間の短縮を重視することもあります。患者さんの状況に合わせて適宜選択していますのでご安心ください。


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