院長コラム
ラグビーワールドカップ開催 [院長コラム]
●ラグビーワルドカップ in ニュージーランド
現在、世間は世界陸上で盛り上がっていますが、4年に一度のワールドカップが9月9日からラグビー王国ニュージーランドで開催されます。中学、高校とラグビー部だった私は、この大会を心待ちにしていました。ちなみに、私の戦績は、中学では愛知県大会優勝、高校では愛知県大会準優勝でした。憧れの高校全国大会である花園へ行けなかったことはとても悔いが残りました。
そんなラグビー少年であった私は、もちろん我が国を応援しています。高校卒業後、苦節30年「ズーーーーーと」日本チームを応援し続けていると、一勝しかできないジャパンの歯がゆさにさすがに疲れてきていたところでした。
しかし、今年は一番期待できるのではないでしょうか!元オールブラックスであるカーワン監督の元、将来を見据えた計画を立てながら取り組んできた強化に花が咲きそうです。トンガ、カナダに勝利し、そしてフランスにどれだけ迫れるかです。国の誇りを背負って死ぬ気で戦っていただきたいと思います。
皆さん、どうかジャパンの応援をよろしくお願いします。
0111事件で思うこと [院長コラム]
●O111
0111の問題が話題になりましたが、利益のみの追求とモラルの欠如が招いた悲劇だと思います。亡くなった方々のご冥福をお祈り申し上げます。
業者は、安さを追求するため、ユッケ肉として「経産廃用牛」を使用していたそうです。世間は、この業者の衛生管理に怒りをおぼえるとおもいますが、私の視点は違います。
「けいさんはいようぎゅう」とは、子供を産めなくなって残された道は肉になるしかない牛のことを言い、廃棄用の牛の意味です。私は、この表現にどうしようもない怒りが湧いてきます。人間の胃袋を満たすために、彼らは生を受けてから、休む間もなく子供を産むだけ産まされ、役に立たなくなれば肉にされてしまう。そんな、とっても惨めで悲しい一生を送っている牛に対して、余りに酷い呼称を許せません。人間はいつからこんなに傲慢になったのでしょうか?
昔の日本人は、生物、自然事象すべてに神が宿ると考えていました。これから、日本人は未曽有の東北大震災を契機に、再び復興を目指します。我々日本人だけではなく、それを取り巻く環境全て、植物、動物、海、山、川を含めて感謝し、畏敬の念を抱きながら、本来の日本人の姿を取り戻し、国民一同で立ち上がっていかなければならないと切に思います。
●自衛隊の皆様ありがとう!
私の尊敬する先生が、東北支援へ行かれた折にお土産として頂戴したものです。誇り高い菊饅頭ですが、この度の自衛隊の活躍を評して(便乗して?)できた商品の様です。とにもかくにも国民の皆様に自衛隊の活動が評価されていることは、素直に嬉しく思います。
海外研修終了 [院長コラム]
●霧島噴火
今回の霧島火山の噴火の影響で6時間待たされました。なんでも、成田に入航するはずの飛行機を関空に急遽下ろし代行したそうです。10時間、いや実質16時間かかつたのですが、時差が無いので助かりました。
●放射線照射装置
今回お邪魔した専門病院の一施設です。アメリカでもオーストラリアでもスペースが十分に確保されていることを羨ましく思います。この放射線施設も我が病院がスッポリ収まるぐらいのスペースがありました。
近年、人間と同じく動物も腫瘍の発生率が高く、症例によっては放射線療法を行っていました。日本でも限られた大学にありますが、個人の病院で週に4、5例もの適応があるのには驚きです。
●終了、卒業式
実習内容は前回の記事のとおり約6時間、2日間でした。
実習後に整形外科担当医と看護師さんに記念撮影をお願いしました。その夜には、病院長であり軟部外科、腫瘍外科担当のRod先生から卒業証書を戴きました。
詳細に渡り、ご指導いただき有難うございました!
●帰国
帰国時も、噴火の影響で同じく6時間待たされました。本来、夕方6時に帰国予定が、夜中の12時半到着。交通手段も無く、航空会社が用意したバスに乗り、新大阪のホテルに到着した時には既に夜中の2時を回っていました。
過去に経験の無いほどの待ち時間で心底疲れ果てましたが、新たに習得してきた技術でお役に立てると思うと嬉しい気持ちになります。
留守中ご迷惑をお掛けしましたことお詫び申し上げます。
引き続き宜しくお願いします。
院長 石崎俊史