広島県呉市「石崎動物病院」

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消化管内視鏡につてい [内視鏡症例]

人間でおなじみの胃カメラです。食道、胃、腸全般を検査できます。人間でおなじみのピロリ検査も同時に行います。ボール、おもちゃ、釣り針等の異物を飲んだ場合にも活躍します。猫ちゃんに多い炎症性腸炎の組織検査にも力を発揮する検査です。

<適応例>
@異物除去 A組織検査 B胃チューブ設置Cピロリ検査

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炎症性胃腸炎により、硬くなりすぎた十二指腸です。

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胃にも多数の潰瘍が見られます。

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耳鏡について [内視鏡症例]

主に慢性外耳炎における検査、洗浄、処置を行います。
鼓膜の状態、鼓膜の奥の部屋(鼓室)までの状態が詳細に分かります。

<適応例>
@組織検査 Aレーザーメスによる腫瘤切除 B鼓膜・鼓室観察 C培養

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このケースも慢性外耳炎ですが、耳道の変化は、殆どありません。重度では、肥厚、腫瘤などが出現します。

鼓膜手前に多くの脂性耳垢が見られます。

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洗浄途中の耳道ですが、ずいぶん綺麗になりました。
通常、2週間後に再検査を行います。

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膀胱鏡について [内視鏡症例]

膀胱鏡とは、腹腔鏡と同じくカメラを使用して、膀胱内をのぞき、結石、腫瘍などの除去を行う方法です。

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膀胱の一部を外に出し、その固定した膀胱に4mm程度の穴をあけて、カメラを挿入し内部を観察します。

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膀胱内に多数見られる結石です。
結石も色々な種類がありますので、摘出後、結石成分を調べます。

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久しぶりの鞭虫症 [院長コラム]

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鞭虫症とは、犬に見られる消化管内寄生虫です。
オス5〜7cm、メス4〜5cmで、この写真は、卵です。多くの主症状は、慢性下痢です。最近は、あまり見かけなくなりましたが、軟便、下痢が続く場合には、糞便検査がまず必要です。

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腹腔鏡って何ですか? [よくある質問]

皆さん、腹腔鏡ってご存知ですか?有名なところでは、王監督の胃がんの手術で取りあげられました。
大きく体を切開するのではなく、小さな穴から器具を挿入し、お腹の中で手術や検査を行う方法です。傷口が小さいので、術後の痛み、その快復を早める、人間の婦人科領域では、ほとんど腹腔鏡手術を用いています。

以下は、腹腔鏡を用いた肝臓の検査例です。
血液検査では、肝臓が悪いところまでは分かりますが、その原因追求は、組織を取って検査に出さなければ診断できません。気休めの強肝剤は避けたいものです。
肝臓の組織採取と同時に胆嚢から胆汁を採取して細菌培養検査も行います。
通常の開腹検査では、5〜10cmの切開が必要ですが、腹腔鏡を用いれば1.5cmの切開創で済みます。

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肝臓の一部を採取している瞬間です。
この組織を検査に出して、肝臓の状態を診断します。
肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれます。
75%障害されないと、なかなか外見では、状況がつかめません、血液検査では、原因が分かりませんので、この検査を早期に行うことで治癒させ、あるいは病気進行を防ぎましょう!

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突出した異常部分と肝臓全体に炎症があるような腫れが感じられます。
元気な肝臓は、見るからに「新鮮で美味しそう?」締まって感じられます。

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