偉いぞ、モモちゃん! [お仲間紹介]
●性格 怖がり。
家族の者以外は心許さず。
●特技 悪い事は何もしない。
●エピソード
お父さんが夜勤の時は、布団に入り、枕と布団を温めておく心遣い。木下藤吉郎は、草履を温めて有名だが、モモはその上を行く、まさに犬の鏡、犬の木下藤吉郎なのだー!
怖がりの子には・・・
人間でも人それぞれ性格があり、それぞれ異なります。たとえば、「神経質で、細かいことが気になる人、一方、周りの事は一切気にならず、マイペースでのんびり屋」などは、相反するポジションで、当然、前者がストレスを受けやすくなります。動物でも同じく、個々での性格は様々で、前者のタイプが傷つきやすくなります。
心と体は一体です。心が病めば、体も病みます。我が子の性格をしっかりとつかみ、もし、怖がりであれば、そのケアー(フラワーバッチ、ハーブ、環境改善など)に積極的に取組み、心に負担がかからないように、動物の性格を把握・配慮することが必要です。
お気軽にご相談ください!
だけど、凛々しい大福! [お仲間紹介]
猫ちゃんの基底膜障害+角膜壊死症。 [院長ブログ]
いつまでも「しょぼしょぼ眼が治らない」との主訴で来院されました。検査後、基底膜障害と角膜壊死症と診断されました。血管新生が見られましたので、慢性と思われます。
角膜は4層あるのですが、一番上の上皮とその下の基底膜との接着が不十分で、上皮が形成されても地盤がゆるいために、再びブレイクして潰瘍が完治できない病気です。通常、角膜潰瘍は1週間ほどで治りますが、この基底膜障害の特徴は、いつまでも「しょぼしょぼ」していたり、「パッチリ眼が開く良い時としょぼしょぼの悪い時」を繰り返すことです。
高齢の柴犬に多いのですが、猫ちゃんでも時々見られます。
●治療
今回は、2つの病気が重なりました。
基底膜障害は、角膜切開を、角膜壊死は角膜表層切除をそれぞれ行いました。その次に、第3眼瞼をかぶせて終了しました。2週間後に抜糸を行うと、角膜潰瘍は無事修復され、血管新生も消失していました。めでたし、めでたし!
眼の中央に茶色い壊死部分、
そして、その周囲に角膜潰瘍が
みられます。
眼の病気も色々と存在します。上記の角膜潰瘍、その他の結膜炎、ぶどう膜炎、脈絡膜炎、強膜炎、緑内障など多数存在します。
「しょぼしょぼ」あるいは「まぶしそう」な眼を見たら速やかに受診されることをお勧めします。





