広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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私の生きがいは・・・「食べることかな?」 [お仲間紹介]

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ココ 3ヶ月 ♀ ボーダーコリー
●性格
少し臆病でおとなしい。
しかし、散歩では大はしゃぎ!

●特技
飼い主さんの言う事がきちんと理解できる。
「ダメ!」の一言は完璧で、すぐにいい子になるので〜す。

●エピソード
フィラリアの薬を飲んだら、そのまま便と一緒に出てしまいました。
今月分をもう一回飲むことになってしまいました…でも、お肉タイプなので、おやつ感覚で戴けます。
生まれて直に、事故でシッポが取れちゃいました。
今は、それがトレードマークになっていますが、少し・・・残念です。

●飼い主さんから一言
このまま健康に育って、幸せになってね〜♪

●看護士から一言
「今回、私、看護士の一言が足らず、ご迷惑をおかけしました。お肉のタイプのフィラリアの薬は、よくほぐしてから与えて、全て食べたかを確認いただく必要があります。」ので宜しくお願いいたします。
ちなみに、予防薬が効果を発揮する時期は、虫が犬の体内に侵入して1〜2ヵ月の間です。つまり、蚊に刺された後1〜2ヵ月後に薬を飲まさなければならないということです。蚊が出たからと言って、早期に投与する必要はなく、また、蚊がいないからといって、投薬を続けて、忘れずに確実に投与してください。

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で、出た!「我が家の箱入り息子」 [お仲間紹介]

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この箱すごく小さいのです。

石崎フー太 8歳ぐらい??? 雄 野良猫 

●性格
のんび〜り。ゆった〜り。とろ〜り。
まるで天然温泉です。

●特技
「とんがり部分」が大好きで、見つけると所構わず、眉間をこすりつけること。
人が履いてるスニーカーに限り、爪とぎをすること。

●エピソード
2003年3月24日に来院。近所の悪いおやじに眉間を蹴られて陥没、近所の優しいおばあさんが連れてこられました。いつの間にか、おばあさんは音信不通・・・やむなく、石崎ファミリーに仲間入りです。

●スタッフから一言
手術を繰り返しましたが、口の中の大きな穴は閉鎖できず、その穴から食べ物が気管に入り、数回も死にそうになりました。
人間が大好きですから、無防備ですり寄って行ったところを蹴り上げられたと思います。怒りが込み上げてきますが、鼻が陥没しても、穴が開いて数回死にそうになろうとも、そんなことは全く気にしていない様子・・・その大らかさに感動!



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我々の疲れを何時も癒してくれる仏様の様な大きな存在に感謝、感謝、合掌。
「いつまでも、我々のアイドルで居てください。」

疲れた方は、フー太に会いに来てくださいね!

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手術手順(詳細)について [よくある質問]

●手術手順
手術に立ち会われる飼い主さんは、年間数人と少なく、また実際の手術前後の準備をご存じの方はさらに少ないと思います。

今回は、当院での手術手順を説明させていただきます。
簡単な手術であれ、ほとんど以下の手順に従い進行します、ですから手術準備も同じく大変であることをご理解いただければ幸いです。

以下をご覧ください。

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@身体検査
全身を検査し、麻酔を安全に行えるか判断します。
<検査内容>
・全身状態/皮膚 /眼・耳
・心臓 /筋/骨格
・消化器 /泌尿器
・粘膜 /前立腺(♂)

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A血液検査
自由選択ですが、高齢(7歳以上)、難易度の高い手術では、検査させていただきます。
<検査内容>
血液検査:全身状態の把握
血液化学検査:肝障害、腎障害、蛋白異常、電解質異常、代謝異常、内分泌異常を確認など

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血液凝固検査:止血機能の確認。
血液塗抹:血球観察と血小板数を確認します。

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B胸部レントゲン検査
自由選択ですが、身体検査で心雑音を聴取された場合には検査させていただきます。
必要に応じて胸部超音波検査へも進みます。

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C心電図検査
身体検査で、不整脈を発見した場合には、検査させていただきます。

<注意>
上記の検査で重大な問題が見つかり、麻酔に影響が出ることが予想される場合には、手術は中止あるいは延期とします。


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D前投薬(鎮静・鎮痛処置)の投与
いよいよこれから、麻酔の前段階が始まります。
前投薬を投与して、不安な動物の為に、15分程一緒にお待ちいただきます。
そして、薬の効果が出た時点でお預かりします。




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E血管確保
麻酔中の血圧の維持、麻酔薬の投与、体液保持のために血管にカテーテルを挿入します。

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G輸液
酸素化と同時に、血圧低下を避けるために、麻酔薬導入前に5分間の体液補給を行います。
その後、麻酔中も輸液は継続的に行われます。

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F酸素化
麻酔導入時の低酸素対策の為に、5分間の酸素補給を行います。

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H麻酔導入と気管チューブ挿管
確保した血管から、抗生物質、鎮痛薬、そして、麻酔導入薬を注入し、気管チューブを挿入して気道を確保します。

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手術準備室

I維持麻酔
吸入麻酔薬により、麻酔を維持します。
これより、血圧、心電図、酸素濃度、二酸化炭素濃度を継続的に観察します。
イソフルン、セボフルレンの2種類の吸入麻酔薬が選択できますが、より状態が悪い場合には、セボフルレンを選択します。

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J硬膜外へ鎮痛薬の投与
首以下の手術では、鎮痛の為に硬膜外腔へ麻薬を注入します。
約12時間効果が持続します。

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K毛刈りと消毒
手術準備室で毛刈りと徹底的な消毒を行います。
(よりクリーンにするために、多めの毛刈りをお許しください!)

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手術室

L手術
これより、準備室から手術室へ移動して、ようやく、手術の始まりです。
手術中は、血圧、心電図、酸素濃度、二酸化炭素濃度、麻酔薬濃度、尿量を継続的に観察します。
体温低下を防ぐために循環式温水マットと温風ヒーターが使用されます。

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M覚醒処置
手術終了と共に、覚醒処置へと
移行します。
保温マットの上で、意識が戻るまで
観察、管理します。

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N術後鎮痛
入院室へ移動して注射による鎮痛、鎮痛薬の塗布、静脈からの持続的な鎮痛薬投与などを、痛みの程度に合わせて行います。
その後、毎日の体重、体温、食欲、元気、尿、便の状態を入院管理者が観察、管理し飼い主さんにご連絡します。

「フ〜。」以上が手術前処置〜覚醒・術後管理までの流れでした。
最後までご覧いただき有難うございました。

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