仲間が増えました! [お仲間紹介]
● リン ♀ Dax 我が子が生まれました!
以前お仲間紹介に登場したショウちゃんの奥さんに子供が生まれました。
夜中に緊急対応させていただきましたが、残念ながら出産直後の事故で1匹少なくなりました。その後、他の4匹はすくすくと育っています。
踏ん張って、頑張って立派に子供たちを生んだんリンちゃん!
産後の経過も良く、子供たちの面倒をしっかり見る立派なお母さんです。
4匹とも栄養満点で、1か月とは思えないほど発育しています。
♀2匹を残し、♂2匹は既に新しい飼い主さんが決まっているそうです。できれば社会化が終わり、体がしっかりとした3ヶ月以降に、新しい飼い主さんの所へ行ければ良いですね。
「いや〜。」癒されますねー。
生まれた子供たちを見たり、抱っこするだけで幸せになれますネ。
神様は、きっと子供を大切にするように、こんなに愛らしく作るのでしょうね〜♪
皆、健やかに育ちます様に・・・。
乳腺腫瘍について [院長ブログ]
人間の4人に一人が癌と言われるように動物にも癌は多く見られます。
この乳腺腫瘍は、犬に多い病気です。
また、♀犬にできる腫瘍の半数が乳腺腫瘍だといわれています。
●原因
女性ホルモンとの関連性が高く、ホルモン誘発性の腫瘍の場合には、発情回数と発生率の関連が古くから言われています。
●治療
手術によって腫瘍の切除をおこないます。
通常、ホルモン誘発性腫瘍を考慮して、同時に卵巣と子宮を摘出します。
多くは、子宮と卵巣の異常を伴っています。
真中に丸く小さく見えるのが腫瘍です。
「悪性あるいは良性?」は、約7日後の病理検査を待ちます。
このケースでは、局所的に乳腺の一部と一緒に切除しました。
●手術後の検査(重要!)
摘出した腫瘍は、必ず病理検査へ提出します。複数であれ、それぞれを良性、悪性、また、切除範囲が適切であったかを一つづづ確認します。もし、不適切であれば、さらに切除範囲を広げて再手術を行います。
●予防
原因で触れましたように、多くがホルモン誘発性ですので、ホルモンの影響を受けない事が発生率低下につながります。よって、初めての発情前の避妊手術(約6か月前)をすることが一番の予防法となります。
●術後管理(一番重要!)
腫瘍ができるということは、間違いなく免疫が低下したからであり、現在も低下していることを意味します。
無事に切除できたからと安心せずに、これからが大切です!
食事、環境などを再検討して、少しでも免疫が上がるサポートをしてあげましょう!







