広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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じゃじゃ馬子。 [お仲間紹介]

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●もも ダックス ♀
●性格
活発、じゃじゃ馬。子供を見かけたら追いかける。
●特技
待て、お座りは覚えました。トイレは、現在訓練中!
●エピソード
初めて見た時、瞳に一目ぼれ!
●飼主さんから一言
いつまでも変わらず人懐っこい子でいてね!

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爪のできもの? [院長ブログ]

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●ラブラドル、♀
11歳なのに物凄く元気!話を伺うと、1年程前から指が腫れているそうです。抗生剤を処方してもらったが、腫れが少しは引くが痛みはおさまらないと、当院の飼い主さんのご紹介で来院されました。

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●確かにデカイ!
隣の指と比較しても分るように、かなり腫れています。しかし、膿が出るわけでもないので、レントゲン撮影後、指の切断をお勧めすることにしました。

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●レントゲン写真
基節骨(爪についている骨)が短く変形している像が見られます。レントゲンで見ると、いかに大きく(4倍)なっているのかが分かります。

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●切断直後
レントゲン像を考慮して、先端部分だけでなく指の付け根から切除しました。特に歩行には、問題は出ませんので、一本指が無くなり寂しくはなりましたが、痛みが無いことがなによりだと思います。

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●病理検査へ
腫れた指の部分の切断面を見ると、組織の変化が見られました。良性、悪性かは分りませんが、肉眼的に異常を感じます。病理検査の結果を待ちましょう。

●3日後の検診
今日は、術後3日後の検診でした。
傷は凄くきれいで、飼主さんの話では、前より痛みがなくなったせいか、動きが良い気がするとのことでした。良かったです!後は、数日後の抜糸に来院していただければ終了です。

●悪性腫瘍
病理結果は扁平上皮癌でした。「この腫瘍は、表皮を形成する扁平上皮細胞(有棘細胞)が腫瘍性に増殖する悪性腫瘍です。イヌでは約66%は口腔内に発生し、皮膚では約26%、その他乳腺、鼻腔内などにも発生します。皮膚に発生した扁平上皮癌は、口腔内に発生した扁平上皮癌と比較すると予後は非常に良好ですが、局所再発を示すことが多いと言われています。また、転移の頻度は比較的低いため、多くの症例では転移はありませんが、未分化で悪性度が高い場合はリンパ行性に肺に転移することが知られています。」との結果でした。予後に注意しながらご指導していきたいと思います。


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眼科学セミナー [院長コラム]

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●JAVCOセミナー
東京大学のセミナールームで獣医臨床眼科研究会主催の講習会が開催されました。今回のテーマは「エキゾティックアニマルの眼科」です。
エキゾティックとは、ハムスター、ウサギ、鳥などの犬、猫以外の小動物を指します。普段、犬、猫の診察に比較して数が少ないので、また、眼科と限定されただけに新しい知識をいただき、とても役にたちました。
午後からは、約10題の症例検討会があり、多くの質問が上がり、活気にあふれていました。セミナー終了後、新幹線に飛び乗り、帰路を急ぎました。

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