広島県呉市「石崎動物病院」

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続)歩けました! [院長ブログ]

●調子は思いのほか順調〜♪

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前回「予想以上に深手でした!」のタイトルで登場した、前足の腱を4本、神経を1本断裂した[りょうチャン」を憶えていますか?10日目にあたる本日、ギブスを外しました。受傷後の数日間は痛みに対する神経反応が鈍く心配していましたが、無事に回復していました。悪くは断脚の可能性もあったので「ホット」しました。

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この結果に、我々は嬉しくて声に出すほどでしたが、飼い主さんのリアクションは意外にも冷静で我々と温度差を感じました。少しがっかりでした。(笑)
ともかく、脚が保存でき以前同様に歩けるようになったのは何よりでした。
外出にはれぐれも気をつけてネ!



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腹腔鏡による卵巣子宮摘出と乳腺腫瘍 [院長ブログ]

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●病歴
3年ほど身体検査を受けられていなかったのが残念ですが、最近飼い主さんが乳腺に塊があることに気づかれました。乳腺腫瘍は、既に当ホームページでおなじみですが、飼い主さんの認識は3個の塊でしたが、麻酔後に毛刈りをして精査してみると11個の塊が発見されました!

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●腹腔鏡による摘出術
前回のページ同様、お腹を気体で膨らまし、5mmの切開から鉗子とメスとカメラを挿入し、お腹の中で手術を行いました。陰部が腫れていたので、卵巣の異常は予想通りでしたが、変則の卵巣がかなり大きく、お腹の外へ取り出すのに少し大変でした。

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●子宮と卵巣
摘出した卵巣と子宮です。左右を比較すると分りますが、片側のみ卵巣の腫大、子宮の拡大が観察されました。

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●術後
乳腺腫瘍の切除方法は色々なパターンがありますが、今回は、個々が小さく孤立していることからそれぞれを局所切除しました。この切開創の一部は、腹腔鏡による卵巣子宮摘出用の挿入穴として用いています。つまりそれにより、皮膚切開創の範囲を縮小することができます。

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●腫瘍
個々の腫瘍それぞれを病理検査へ提出し、それぞれの良性、悪性の判別と切除範囲を調べます。もし、完全切除がなされてなければ、残念ながら再手術を加えることになります。写真にはありませんが、ソケイリンパ節も一緒に切除し、検査に提出済みです。
結果が良ければ嬉しいのですが・・・・。


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心エコーセミナー [大和臨床研究会]

●11月23日(祝)超音波セミナー
久しぶりに超音波セミナーを開催しました。

講 師:北里大学内科学教室 堀先生
テーマ:心エコー検査(講義、実習)
参加者:9名

●感想
我が母校出身の若い先生でありましたが、シンプルに分りやすく超音波検査のコツをご指導いただきました。
私の今までのアプローチ法と異なり、少し戸惑いましたが余分な部分はそぎ落とし、必要な部分にさらに力を入れなければならないことが良く分りました。
皆さんお疲れ様でした!

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