広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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椎間板ヘルニア [飼い主さん感想文]

●ケン、♂、7月で18歳、ビーグル

3年前に頚部ヘルニアを患い、かかりつけの先生に針治療を相談したところ「それは、良いことですね。」と勧められたのがキッカケでした。。

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●飼い主さんの感想文

3年前から歩行がおぼつかなくなり、針治療をお願いしました。体を支えなければ歩けなかったのですが、不思議と針をすると数日間は、歩き方に力が入り改善が見られるようになりました。根気よく続けて3年になりますが、週に一度の針治療で以前とは見違える様に変化し、毎日の大好きな散歩へ行けるようになりました。
「この病院の鍼治療と出会えてよかったです!」
「これからも、ますます元気でいてほしいと願っています。」

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腎臓腫瘍の摘出 [院長ブログ]

●ヨークシャ、♀、こまめ、5歳
主訴は定期的な嘔吐。発症時期はいつからは分からないそうですが、頻繁に吐くので太れないとのことで来院されたそうです。そして、超音波検査と針で吸引生検したところ腫瘍と診断され、その獣医さんの紹介で来院されました。

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●超音波検査
超音波も腎臓の血行状態を観察するために欠かせない検査です。悪性と思われる大きな腫瘤が見えます。

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●レントゲン造影
腎臓摘出時には、絶対に行わなければならない検査の一つです。片側の腎臓の状態を観察し、しっかりと腎臓が働いていることを検査しておかないと、摘出後に腎不全がやってきます。こまめは幸いにして両方の腎臓が機能していました。

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●摘出術
大きく腫大しているため切開創は大きくなりました。腎臓の動静脈、尿管を結紮、切断してから腎臓を取り出しました。

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●摘出腎
腎臓の見た目は、手前の正常と思われる部分と後ろの大きく腫大した8割を占める腫瘍に侵されていました。
病理検査結果は、腎癌。脈管浸潤はなく転移性は高くないと返答があり、悪くとも嬉しい内容でした。

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犬の耳垢腺癌 [院長ブログ]

●ノア、シーズー、10歳、♂
以前から外耳炎を繰り返し、耳鏡検査をお勧めしていましたが、なかなか腰があがらず、この度、耳道に増殖病変がみられ、外耳炎がいつまでも治癒しないので、検査を希望されました。この間約2年かかりました。

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●耳鏡検査
耳鏡を使用して腫瘍の浸潤状況を観察してました。想像以上に腫瘍は浸潤して全周にわたり鼓膜が見えない状態になっていました。

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●摘出耳道
垂直、水平耳道にわたり腫瘤の増殖がありました。
鼓膜は有りませんでしたが、その奥の鼓室は幸いにして非常に綺麗でした。組織検査と念のため細菌培養を出しました。

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●術後
術後3日目です。
食欲旺盛、術後分泌物なし、傷も綺麗なので本日退院となりました。病理結果は耳垢腺癌、悪性度は中程度、切除範囲は完全、リンパ節転移なし。しかし、今後の動きを観察しながら、免疫を増強(抗酸化)していかなければなりません。

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●耳鏡検査の勧め
耳鏡は内視鏡の一つで、病変が拡大され詳細に観察することもできます、必要であれば組織検査を行うこともできます。細いスコープを使用すれば鼓膜の奥の鼓室まで観察を行うことが可能です。病変が小さければレーザー処置によって解決することもできます。治りにくい耳の病変では、耳鏡検査をまず行うことをお勧めします。

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