猫の耳血腫 [News]
●耳血腫
原因は外耳炎により、耳を振ることで耳の血管に異常がおこり発生すると言われますが、外耳に問題が無い場合でも発生が起こります。ということは、原因がはっきりしていないと言えます。ちなみにこのケースは、耳にダニが多数寄生していました。
●ミケ、5歳、♀、三毛猫
「耳が腫れている」と連れてこられました。
先ずは局所麻酔を施し、針で中に貯留した液体を抜きました。
●切開、清浄
膨らんだ耳の内側の皮膚および軟骨を切開し、洗浄と線維塊を除去しました。
●縫合
スペースができた隙間を埋めるために縫合糸で上下に縫い合わせます。色々な方法が報告されていますが、この古典的な方法は確実に治癒し、術後に耳の萎縮がおこりません。
オゾン療法 [飼い主さん感想文]
●アマン&ルー
我が家の愛猫アマン・ルーが週1回のオゾン療法を受ける様になって、そろそろ1年になります。
元々身体が丈夫ではないようで、年に数回病院にお世話になっていました。
腎臓の機能も徐々に低下し、薬の服用は無いものの、食事療法だけは開始しました。
年2回の健康診断を受ける度に、数値の上下に一喜一憂していたものです。
そんな時、院長先生からオゾン療法のお話を頂きました。
副作用が無い事。効果が無い場合もあるが、受けてみる価値はある事等他にも丁寧に説明して頂き、思い切って受けてみる事にしました。
オゾン療法を始めた当初は、目立った効果が分からない状態でしたが、半年近くになった頃から徐々に毛艶が良くなり、目も力強くなってきました。
以前は季節の変わり目等、だるそうにする時がありましたが、それも今では無くなりました。
オゾン療法には、受ける事で体調が良くなって行くと同時に、その都度先生に健康状態をチェックして頂けるという安心感があります。
体調の変化を早期に発見出来るという意味では、とても良い事だと思います。
こちらの病院でお世話になり始めて、3年が過ぎました。
今まで色々な動物病院でお世話になってきましたが、ここまで真剣に動物の事を考えて下さる病院は無かったと思います。
又、充実した設備も持っておられるので、いざという時にとても安心です。
元気に走り回るアマンとルーを見る度に、こちらの病院でお世話になっていて本当に良かったと思うのです。
広島から通う飼い主より