犬のアレルギー性皮膚疾患 [飼い主さん感想文]

●チワワ ポッキー 5歳
石崎動物病院で振動療法を始めて2ヶ月になります。ポッキーは生後5ヶ月の頃、アトピー性皮膚炎と診断され、市内外の複数の病院で、インターフェロン、シャンプー療法、食事療法等の治療をしてきました。
県外のアレルギー専門医も受診したことがあります。最新のアレルギー検査で食物アレルギーと診断されたため、陰性の食材で手作り食を作っていましたが、改善せず、今年の夏にはステロイドを連続投与してもあまり効果がないくらい悪化しました。
食物アレルギーに効果が高い療法食にも反応していたため、獣医さんから、「免疫抑制剤や精神安定剤の投与も検討してみてください」とも言われました。
これ以上薬を飲ませたくなかったので、なにか他に治療方法はないか探していたとき、インターネットで石崎動物病院の事を知りました。
西洋医学的治療の限界も感じていましたし、ステロイドなどの薬を使った、その場しのぎの対処ではなく、根本原因を探り、少し時間がかかっでも、アレルギーを克服させたいと考え、受診することにしました。
当初、よくなってほしい一心から、複数のサプリメントやケア用品を使っていました。私なりにどれも厳選したものでしたが、化学物質が含まれていたようで、かえって害になっていたようです。環境面にもアレルゲンがあることもわかりました。
波動測定でポッキーの体質に合うものをみていただき、食事は療法食から酵素が豊富な生食にし、アレルギー体質を改善するサプリメントも処方してもらいました。ステロイドなどの薬を使った時のような即効性はありませんが、少しずつ改善しているようです。治療をはじめてからは、ステロイドなど、薬は全く飲ませていません。気になっていたフードの添加物による悪影響も解消されました。
私自身も、先生から「お母さんから電磁波より強力な負のオーラが出てるよ!」と言われるくらい精神的に落ち込んでいましたが、診察の度、先生に話を聞いていただくことで、徐々に不安感も減り前向きになれました。
アレルギーで5年以上苦しんで来ましたので、よくなるまで少し時間がかかるでしょうが、これからもポッキー共々よろしくお願いします。
山口県小郡の飼い主より
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猫の急性膵炎2 [News]
●ナナ 猫 13歳 ♀
「虚脱」の主訴で他の先生よりご紹介戴きました。
体温34.9度、血圧低下、虚脱の為、急ぎ静脈を確保し、点滴を行い入院戴くことにしました。一般血液検査では、特に異常は見られません。
●入院
当日、速やかに血圧を確保することができましたが、痙攣様症状が一度ありました。翌日は体温は37.9度、そして下痢が見られました。
3日目は、体温40.7度、食欲増進剤で食欲(+)。外注していた膵臓特異リパーゼの結果は膵炎でした。この検査の感度は79%、特異性は82%の検査です。継続する下痢は、初日の低血圧による影響か膵炎によるものかは不明でした。
5日目、食欲は旺盛になり、順調な経過です。体温も徐々に平温に近づいています。しかし、今回の発熱の原因は、感染症があったかも知れませんが不明です。
●まとめ
猫の膵炎は犬の様に特徴的な症状を示さないのが特徴です。
その中でも低体温(68%)、高コレステロール血症(75%)が数少ない症状です。犬と同様に脱水を取り、嘔吐を止めて、できるだけ早く経鼻チューブなどを装着して食べさせることがキーポイントになります。
12月のセミナー案内 [News]
寒波が入りこみ随分と冷え込んできましたが、皆様に於かれましてはお変わりありませんでしょうか?さて、今回は、基礎的なことを学びたいと思います。何かと忙しい年末ですが、万障繰り合わせてご参加ください。
日 時 12月21日(日曜日)
場 所 つばき会館3階 研修室
広島県呉市中央6丁目2-9 0823-25-3593
時 間 午後 12時15分〜17時
会場は、10時から開いています。
講 師 鳩谷先生(大阪府立大学内科学研究室 助教授)
参加費 8,000〜10,000円
テーマ 抗生剤の正しい使い方、不明熱など
会員外の参加も大歓迎です、事務局までご一報ください。
どんな些細な質問も歓迎です、皆で楽しく学びましょう!
大和臨床研究会 事務局 0823-21-4175