犬の骨盤骨折 [News]
●プードル ♂ コロン 7歳
他院の先生よりご紹介いただきました。詳細は不明ですが、どうも車に乗り上げられた様でした、紹介病院で膀胱造影を行い膀胱破裂がないことは確認いただいていました。
身体検査では、かろうじて立ち上がる状態で、患肢と反対側の腰は内出血で著しく腫れていました。
●術前準備
血液検査合格後、エネルギー取り込み口(チャクラ、経絡)に問題が生じていたので修復終了後に手術に臨みました。
●術前レントゲン写真
腸骨と座骨に骨折が見られます。
●術後レントゲン写真
時間が経過(10日間)していたため、落ち込んだ腸骨を引き上げるのに時間を要しました。プレートを装着して骨折端を正しいポジションに戻すことにより、四角い骨盤構造が正常に近い状態で再建されました。
翌日の調子は、軽食を完食、痛みもほとんどない様子で患肢を軽く着ける状態に変化していました。遠方(三原)ですので3〜4日間お預かりする予定にしました。
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老齢犬の麻酔 [News]
●はな トイプードル 16歳 メス
「1年ぐらい前から眼の間に出来物ができ、心臓が悪くて手術ができないのでお願いしたい」と他院の先生よりご紹介いただきました。さらに、飼い主さんのご都合である「6月半場のハワイ行き(一緒に渡航)」までに対処しなければならない条件も付いていました。
心臓のケアー
咳、重度の左心不全、気管虚脱、眉間の出来物、著しい歯石と歯肉炎が認められました。状態が悪い時(発作)にはニトログリセリンを処方するほどの心臓でしたので、まずは状態を安定させてから手術を行う計画を立てました。
●手術と歯石除去
1か月半経過した時点で、咳もなくなり緊急薬を使用する機会も無くなったので手術に踏み切りました。経絡が障害されていたので術前に開放しエネルギーを注入、麻酔薬も慎重に選び臨みました。腫瘍はシンプルに切除できましたが、歯石が内側にもしっかりとこびりつき大そう時間がかかりました。
●歯石クリーニング前
●歯石クリーニング後
●摘出腫瘍
●経過
翌日の来院時には、体温の低下が僅かにありましたが「食欲もあり、お渡ししていた漢方薬もしっかり飲み、とても安定している」とお聞きしました。出血が見られた眉間の出来物もこれでスッキリしました、歯は少なくなりましたが、長年の課題であった歯石除去もできました!
これから、歯磨きを習慣化し現在の歯を温存して幸せな余生を!
目出度し、目出度し。
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犬の椎間板ヘルニア [News]
●Dax ♂ 6歳
「他院で会陰ヘルニア手術後、後ろ足が立たなくなり2週間が経過しました」主訴でした。身体検査では腰背部の硬結、起立不能、深部痛覚(+/-)でした。早速、身体検査、波動測定と共鳴療法を行いました。病変は総合的に第13胸椎と第1腰椎間のヘルニアによる神経障害と仮診断しました。共鳴療法後、2種類の漢方薬と絶対安静を御指示しました。
●2週間後
2週間後の再会でした。飼い主さんのご都合で暫く拝見することができず心配しておりました。性格的に安静は残念ながら守れなかったそうです。
しかし、経過は良好で立ち上がってヨロヨロと歩く状況までに回復していことに飼い主さんと共に驚き感動しました、右後肢に僅かにナックリング(歩く際に足先が曲がる)が残るも今後が楽しみです!