広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

RSS1.0


犬の突発性血小板減少症 [News]

●ねね プードル ♀ 13歳
「口から血が出ている、他の子に咬まれたかもしれない!?」主訴で
来院されました。
他の症状は食欲、元気なし。
昨晩から動かず寝ている、ベットに血が付いているでした。

画像(330x257)・拡大画像(446x348)

●身体検査
口腔内からの出血、そして、皮下の出血(黄色⇒)が各所にありました。

画像(274x205)

背中の皮下出血

画像(330x227)・拡大画像(469x324)

喉の皮下出血

●血液検査1
血液検査を併せて行うと
急性炎症、*血小板減少(<1万)の著しい異常が見つかりました。
他の数値は特に異常なし。
*血小板正常値 約20万

バイオレゾナンス(生体共鳴)による測定では
*凝固系異常
*細胞外マトリックス異常
*心臓(僧帽弁閉鎖不全症)異常
*炭水化物代謝障害 など

上記から総合的に突発性血小板減少症と仮診断し薬膳の処方を開始しました。

画像(330x232)・拡大画像(334x235)

●血液検査2
8日後に来院いただき血液検査を行いました。
初診時の1万以下の血小板数は8万に上昇していました。

画像(325x274)

口腔内の出血および皮下の出血は止まり改善されていました。
食欲、元気も回復しました。

画像(330x237)・拡大画像(442x318)

背中の皮下出血消失

画像(312x301)

喉の皮下出血消失

●今後
今後は正常値に血小板が復するまで観察をおこないます。
当院では、突発性(=原因不明)であってもステロイドを使用することはありません、ステロイドは免疫抑制効果により炎症を抑制する効果がありますが、反面、活性酸素を発生し再び炎症を招きます。
当院では、薬、薬膳の効果、副作用は全てバイオレゾナンス測定後に安全に処方しています。

  一記事表示

犬の肝臓の変性 [News]

●ヨークシャーテリア ♀ 8歳 ラム
紹介でイオレゾナンス(生体共鳴)測定を希望されて来院されました。
既往歴は「昨年から軟便があり、プレドニゾロンを長期に飲んでおり現在は良便である」でした。

画像(330x253)・拡大画像(421x324)

初回の結果は以下でした。
*経絡の障害
*電磁波障害
*著しい酸化
*有害物質の汚染
*エストロゲン過多
*炭水化/蛋白質代謝障害
*松果体障害
*アミノ酸の不足
*ミトコンドリア障害
*大腸異常

早速、有害物質の中和、電磁波対策、インスリン抵抗性、エストロゲン過多、大腸障害の修復を始めました。

●1ヶ月後
左の眼の下が膨らみ、その後、破裂して穴が開き急遽来院されました。
原因は、根尖部膿瘍です、麻酔下で抜歯の必要があるので血液検査を行いました。
異常値は、急性炎症(CRP)マーカーが上昇>7.0mg/dl、低血糖51mg/dl・低アルブミン血症2.1mg/dlでした、他に異常はありません。

画像(330x273)・拡大画像(450x373)

低蛋白の原因は、
①腸の異常(吸収、漏出)
②飢餓
③肝臓の異常(合成)
④腎臓の異常(排出)です。

肝酵素は血液検査は正常値でしたが、バイオレゾナンス測定では「肝の変性」が見つかりました、膵臓、小腸は正常により肝臓のケアーを中心に治療を開始しました。

麻酔下における歯科治療は慎重を期して、肝臓を修復、強化し*ALBが復帰するまで延期することにしました。

*ALBとは?
肝臓で合成される蛋白質です。肝機能障害があると生成能が低下します。

画像(330x228)・拡大画像(490x339)

血液検査と食欲正常から思い当る臓器が浮かびませんが、血糖値が低いことから、副腎、肝、膵臓をリストアップし、バイオオレゾナンス(生体共鳴)測定で調べてみることにしました。

前回に加えて以下の項目に異常がありました。
*細菌感染
*リボソーム障害
*レプチン抵抗
*肝変性

ここで、飼い主さんから
「過去にALBはずっと低くて正常値になったことがなかった・・・・。」と聞かされました。

●4か月後
1ヶ月おきの検査結果は以下でした。
*ALB(mg/dl):2.1⇒2.3⇒2.5⇒2.8
*GLu(mg/dl):59⇒81⇒107⇒105

周波数測定結果
*肝変性正常
*炭水化物・蛋白質代謝障正常
*ミトコンドリア、リボソーム正常
*レプチン抵抗性正常
*松果体正常
*大腸障害軽度

来月には麻酔下で歯科処置を行います。

  一記事表示

猫の慢性腎不全と諸々 [News]

●しろ ♂ 日本猫 15歳
主訴は「口から出血、嘔吐、7日前から食欲なし、水ものめない」でした。
身体検査所見は、著しい脱水、低体温(35.4度)。

画像(330x253)・拡大画像(519x399)

バイオレゾナンス(生体共鳴)測定は以下でした。
*腎不全
*口内炎
*消化管障害(胃、小腸、大腸)
*ウイルスの感染(ヘルペス、FIV)
*カビ、細菌の感染
*アレルギー
*電磁波障害(低周波、高周波)
*有害物質の汚染(農薬、化学物質、重金属、放射能など)
*水の汚染(水道水など)
*酵素、アミノ酸不足

脱水が重度の為に皮膚弾力が著しく低下し、頭頂部の皮膚をつまむと
トサカ状になってしまいます。
*赤矢印:脱水の特長です、引っ張り上げた皮膚が元にもどりません。首の部位を引っ張っても評価が難しくなります、頭頂部で観察することが大切です。

画像(330x247)・拡大画像(478x359)

●入院5日目
点滴を継続し、片鼻に栄養カテーテルを装着し脱水を矯正しました。
現在は自ら水を飲み、食事の臭いを嗅ぐところまで回復しました。

しかし、既に腎臓は>75%障害されています。
元の元は糖質過多による局所性インシュリン抵抗性が問題です。この問題は、食事に多く含まれる糖質により発生してしまいます。猫は特に完全肉食ですので、糖質(米、イモ、とうもろこしなど)は不要です。長い年月をかけて、糖質過多によるインシュリン抵抗性が長期間続くと細胞障害が発生して腎臓、その他臓器がやられてしまうのです。

画像(330x238)・拡大画像(506x365)

●未病での修復が肝心
長期間かけて作り上げた「悪い作品」を元に戻すには、相当の時間が必要になります。時には元に戻せないほど「完成しきった作品」になっていることもあります。

バイオレゾナンスの未病測定で初期に発見し修復を手掛けることで元に戻すことが可能です。また、薬膳併用も欠かせません。
飼い主さんは「悪い作品」が完成して症状が出現しない限り来院されることがなく、また、目に見えない予防的処置にはさほど興味がないのが現実です。

*以前の「病気にならない生き方、極意」を参考にしてください。
http://www.ishizaki-ah.jp/admin.php?ID=1257

病気にならない生き方を実践するには以下が肝です、
①酸化させない
②糖化させない
③間脳(松果体、視床下部、視床、下垂体)を守る
④腸を整え強化する

そして、病気の初期段階(未病)で修正、修復することがシンプルで最も大切な長生きの秘訣になります。
多くの飼い主さんの覚醒を希望します!


関連タグ :

  一記事表示

過去の記事へ

ページのトップへ

症例検索キーワード

  • お問い合わせ
  • スタッフ募集
  • 石崎動物病院の日々

検索

最近の記事

リンク集

powered by a-blog

[Login]