広島県呉市「石崎動物病院」

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犬のアレルギー性皮膚疾患  [News]

●レオ ♂ 5歳 チワワ
通年で薬を飲む西洋医学に不安を持ち、一生薬漬けになるのが怖くなり、東洋医学的(代替療法)アプローチを希望して来院されました。
当方の東洋医学的アプローチでは、鍼、漢方、振動、ハーブ、フラワーバッチ、オゾン療法などを行っていますが、飼い主さんとの話し合いの結果、振動療法で治療を進めることにしました。
先ずは、稟告と身体検査に十分な時間をかけてじっくりと観察しました。次は、特に大切な環境の聞き取り(食事、おやつ、水、油、電磁波、性格、ストレスなど)についてさらに詳しく行います。初診では、通常1時間〜2時間の時間を要します。

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●背部の膿皮症

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●脇の慢性炎症

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●四端の慢性炎症

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●2週間後の背部

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●2週間後の脇

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●2週間後の四端

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●西洋医学と代替療法
振動療法には、副作用は有りませんが、改善に時間を要します。今回は、振動療法と短期間の漢方薬の処方と漢方シャンプー療法を併用しました。西洋医学におけるアレルギー診断は、発症年齢、犬種、食事、血清学的アレルギー検査を用いて診断を進めます、通常は主力薬としてステロイドが使用され徐々に漸減していく処方です。

合成ステロイドは、ご存じの通り、実は天使の顔をした悪魔と呼ぶにふさわしい薬剤です。一旦は炎症を抑えますが、組織に沈着し活性酸素を発生し炎症の再燃が起こります。また、腸内細菌にも悪影響を与え免疫を低下させます。よって、徐々に漸減しながらコントロールすることになりますが、まず中止することはできません、そして、使わないに越したことはありません。

我々の思いは、副作用の無い治療を行い、動物と立場を同じとし、自らが望む治療を提案、提供しなければならないと信じています。もちろん、飼い主さんとメリット、デメリットを話し合いながら、西洋医学的治療を望まれれば、できるだけ副作用の少ない方法でコントロールする提案を行っています。


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犬のアレルギー性皮膚疾患 [飼い主さん感想文]

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●チワワ ポッキー 5歳
石崎動物病院で振動療法を始めて2ヶ月になります。ポッキーは生後5ヶ月の頃、アトピー性皮膚炎と診断され、市内外の複数の病院で、インターフェロン、シャンプー療法、食事療法等の治療をしてきました。
県外のアレルギー専門医も受診したことがあります。最新のアレルギー検査で食物アレルギーと診断されたため、陰性の食材で手作り食を作っていましたが、改善せず、今年の夏にはステロイドを連続投与してもあまり効果がないくらい悪化しました。

食物アレルギーに効果が高い療法食にも反応していたため、獣医さんから、「免疫抑制剤や精神安定剤の投与も検討してみてください」とも言われました。
これ以上薬を飲ませたくなかったので、なにか他に治療方法はないか探していたとき、インターネットで石崎動物病院の事を知りました。

西洋医学的治療の限界も感じていましたし、ステロイドなどの薬を使った、その場しのぎの対処ではなく、根本原因を探り、少し時間がかかっでも、アレルギーを克服させたいと考え、受診することにしました。

当初、よくなってほしい一心から、複数のサプリメントやケア用品を使っていました。私なりにどれも厳選したものでしたが、化学物質が含まれていたようで、かえって害になっていたようです。環境面にもアレルゲンがあることもわかりました。


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波動測定でポッキーの体質に合うものをみていただき、食事は療法食から酵素が豊富な生食にし、アレルギー体質を改善するサプリメントも処方してもらいました。ステロイドなどの薬を使った時のような即効性はありませんが、少しずつ改善しているようです。治療をはじめてからは、ステロイドなど、薬は全く飲ませていません。気になっていたフードの添加物による悪影響も解消されました。

私自身も、先生から「お母さんから電磁波より強力な負のオーラが出てるよ!」と言われるくらい精神的に落ち込んでいましたが、診察の度、先生に話を聞いていただくことで、徐々に不安感も減り前向きになれました。
アレルギーで5年以上苦しんで来ましたので、よくなるまで少し時間がかかるでしょうが、これからもポッキー共々よろしくお願いします。 

山口県小郡の飼い主より


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犬の膿皮症

●ヨークシャテリア バン 12歳 ♂
「昔から定期的に体が痒くなり、出ては引っ込み、引っ込んでは出る状態が長期に続く」主訴で来院されました。

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体には、表皮小環が多数見られました。表皮小環とは、膿皮症の一つの症状で、黄色ブドウ球菌感染により形成された膿胞が複数融合し、円の中心に紅班、色素沈着が発生し、同時に円の外側に輪状に鱗屑(フケ)がみられる特徴所見を示します。

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膿皮症とは?皮膚が細菌によって感染を受ける状態を言います。主たる感染菌は黄色ブドウ球菌です。対症療法としては、@抗生剤の投与A抗菌シャンプー療法B抗菌軟膏の塗布などです。しかし、原因を追究しなければ、再発を繰り返します。

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膿皮症の原因の多くは、アレルギーであると言われます。稟告を詳細にとり、初発年齢、食事内容、生活環境、発生部位、犬種などからアレルギーを仮診断し、次に、アトピーあるいは、食物有アレルギーであるかを絞っていきます。食事アレルギー診断には、血液を用いる方法もありますが、新規蛋白質を投与して反応をみる「食物トライアル」を行うことが確実です。また、個人的見解ですが、このアレルギーを増悪させる根本原因には、電磁波障害、体の酸化、有害物質などが大きくかかわっていると感じています。


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