News
2008年12月15日(月)
身体検査を体験して、学んだこと。 [News]
●キャバリア 6歳 ♀ ももチャン
身体検査を希望して、初めていらっしゃいました〜♪。
迷惑そうな顔をしていますね〜。
「モモちゃん」は、少しシャイで、良く気がつくタイプでした。大人しくて、良い子で、頭〜肛門までの検査を、快くとはいきませんが、我慢して許してくれました。ヨシ、ヨシ。アリガトーウ!
●肛門嚢の異常
これは、便ではありません。
肛門の両側に肛門嚢という袋が存在するのですが、その袋に蓄積した、左右の分泌物の塊です。長年閉鎖状態になっていたので、大量に堆積していました。この状態を放置しておくと、感染を起こして破裂する可能性があります。危険!
●左右の外耳炎
耳の入口は、比較的きれいでした。
しかし、耳道を耳鏡でのぞくと、耳垢が中程度見つかりましたので、洗浄を繰り返しました。
そして、その耳垢検査から、マラセジアという酵母の感染が見つかりました。
他には
●両後肢のオサラが先天的に外れる(膝蓋骨内方脱臼)
●中等度の肥満
●結膜の軽度の充血
●軽度の歯石の蓄積
が検出されました。
飼い主さんは「何も問題がないつもり」でいらっしゃいましたが、この様に様々な異常が、発見されました。
皆さ〜ん。
「元気と思っても身体検査を!」
「年一度の身体検査を!」
「早期発見に身体検査を!」
お忘れなく!
10時06分