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2009年04月16日(木)
シャリホツちゃんのその後・・・ その4 [News]
●4月9日 晴れ
2回目の手術も無事終了し、一安心のシャリホツちゃん。
さらに、元気もりもり、庭を走り回ります。
●シャリホツちゃんの病理診断報告書
@脾臓=出血および結節性過形成(非腫瘍性)
高齢の犬にしばしば認められる病変で、悪性腫瘍である血管肉腫との鑑別が必要となる。
今回、腫瘍性の血管内皮細胞は確認されないことから非腫瘍性病変である結節性過形成と診断される。
A腎臓=間質性腎炎の疑い
腎臓に発生する腫瘍としては、腎細胞癌、腎芽腫、腎リンパ腫などが発生するが、犬ではまれである。
今回の検査では、腫瘍性変化は観察されないこと、間質にリンパ球浸潤および尿細管の変化が認められることから、間質性腎炎と診断される。
B皮膚の腫瘤=毛胞性嚢胞
2箇所の腫瘤において角化物や嚢胞の形成が認められるが、嚢胞壁には腫瘍性増殖は観察されないことから、毛胞性嚢胞と診断される。
●今後・・・
心配していた病理検査でしたが、悪性所見がなく「ホッ」としました。
残す問題は、間質性腎炎です。
これから、その治療を速やかに開始し、安心して余生がおくれるよう一緒に頑張りましょう! スタッフ一同
11時01分