院長コラム
2011年10月27日(木)
島根県 池田ラジウム鉱泉 [院長コラム]
●三瓶山周辺に位置する湯治宿の一つです。建物は改装されてとても綺麗になっていました。電話で「人が入っていなければはいれますが・・・・。」と立ち寄り湯ができることを消極的な返事で確認して向かいました。今回は、大勢で行ったせいか「うちは湯治宿なので、湯船は小さいし、入れても3名です。大勢なら他所へいったらどうですか!」と言われました・・・・いやいや自称温泉ソムリエは、こんなことでは引き下がれません。「湯を楽しみにきたので、湯船が一つであろうと、狭かろうと、入らせていただきます!」・・・・しかし、おばあちゃんが先客で入っていたので、豪華な休憩室で暫く待ってからいただくことにしました。
●湯船
電気がつかないのでしょうか?薄暗い環境の中、ボイラーかと勘違いした蓋を開けて湯船を確認しました。薄緑色に濁った湯です「いいね〜♪」、肌触りは悪くありません。湯船中央のコックをひねると冷泉が注ぎこまれ、寒くなったらボイラーを稼働させて温めるシステムです。ラドンの含有量は全国トップクラスで、リウマチ、皮膚病、神経痛などに効果があるそうです。
●飲水場
施設に入る手前に、飲水場があります。半分に割れた小汚いプラステックの柄杓に驚きながらも、ためらわずに戴きました。無味無臭、しかし、かなりの炭酸含有量でびりびりします。「うん、これは美味い!」
●感謝
飲水場横に鎮座していらっしゃる仏様にご挨拶を申し上げて宿を後にしました。「いつまでも、この形を残してください。今日は有難うございました。また、来させていただきます。」
10時58分