院長コラム
大分県 長湯温泉 長生湯 [院長コラム]
●長生湯
今回お世話になった長湯温泉「丸長旅館」の隣に位置する町営共同温泉です。(歩いて僅か10歩)あまり期待せずにとりあえず隣なので、早起きして入ってみました。(朝6時からやってました)
●湯船
先客がお一人いましたが、十分な広さがあり、色はやや緑がかっています。早速入ってみると、昨日の「ながの湯」温泉と似た感じで、とっても良い感じ。同じく色は薄い緑色、泉質も同じ様です。
●湯口
湯口には見事な結晶がコッテリとこびりつき、勢いよく湯が流れ込みます。体が喜んでいるので、朝食のことも忘れて1時間半ゆったりと味わいました。極楽、極楽。
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大分県 長湯温泉「ラムネ温泉」 [院長コラム]
●ラムネ温泉1
長湯温泉の大丸旅館が経営する有名な「ラムネ温泉」です。数年前にリニューアルし、この形になりました。隣には、美術品の展示室もあります。しかし、山奥でこのジブリ様のデザインは周囲から浮いた感じでまったく落ち着きません、ということで私はとっても不満です。
●ラムネ温泉2
この黒い塀で囲まれている裏にラムネ温泉(露天)があります。低めの温度(31度)で透明な湯でした。冬は、寒くていきなり入れませんが、サウナあるいは、内湯で体を十分に温めて入浴します。体に直ぐに気泡がまとわりつき不思議な感じです。(低温でないと泡が発生しないらしい)この炭酸が疲れを取ると地元の伯父さんが言っていました。それから、私にとって重要なポイントである、飲水ができる場所は、温泉に入る途中にあり、なかなかの味で飲みやすかったです。
一つ気になったのがトイレです、トイレに行くには、露天のラムネ温泉から内湯を通り、外に一度出なければならないのです。サウナを作る前にトイレを作るべきではないでしょうか?
●天風庵
川沿いに設けられた露天「ガニ湯」を持つ宿がこちらです。ラムネ温泉と対照的な造りで、山間の雰囲気には、絶対にこちらがマッチしています。一階は食堂でした。
●ガニ湯
こちらも有名な川沿いに位置する無料の露天風呂「ガニ湯」です。温度が低いため、冬は人影を認めません。また、川沿いには、旅館が立ち並んでいるのに、つい立も何もない環境は、女性にはかな入りにくいと思いました。暖かい時期に是非一度覚悟を決めて入浴してみたいものです。
●飲湯所
長湯温泉街の外れに位置する凄く立派な飲湯所です。
最初に見たときには、その存在が分りませんでしたが、別府ヘ向かう時に再度確認してその存在がわかりました。
犬と鳥をミックスしたような動物の嘴から湯が絶え間なく流れています。もちろん無料、飲み放題。私は、持てるペットボトル全てに詰め込んで、大満足で別府へ向かいました。
●総評
長湯温泉には、有名な町営温泉館「御前湯」があります。この「御前湯」の玄関入り口にも飲湯出来る場所がありまる。長湯温泉は、入湯料は安いし、お湯は飲めるし、湯は優しいしゆっくりとくつろぐには最適の温泉地でした。
関連タグ :
大分県 「竹瓦温泉」 [院長コラム]
●竹瓦温泉
別府の町中にある、明治に造られた古い由緒ある共同温泉です。駐車場が無いので近くのコインパーキングを利用して、この飲食店を抜けると彼の有名な竹瓦温泉に突き当ります。
●で、で、で出た!
道後温泉本館を思わせる、立派な重みのある玄関にまずは感動!「おお〜。これは、期待できるぞー!」と古いたたずまいを味わっていざ中へ。
●番台
室内は、これまた味のある作りで、タイムスリップした様で思わず見とれてしまいます。ここには「砂湯体験」を目的に来ましたので1,050円を払って申し込みをしました。しかし、そう簡単には入れず、順番を待ち、さらに、注意事項を聞いて(内容に問題のある人;飲酒、風呂で尿をする人など)入湯に備えます。
●砂かけさん
「お願いします〜。」数名の砂かけさんが待つ室内へ入りました。砂かけ姉さん、そして、これぞ砂かけ婆(失礼。)という方々が鍬を持って笑顔で待ち構えていました。
●恐怖の砂湯
まずは、砂のベットに体を横たえます。そして、徐々に周囲から砂をかけてもらうのですが、この砂、結構重い。内心このまま埋められるのでは!?との恐怖に怯えながら・・・・特に胸に載せられてからは身動きが利かず、余計に恐怖感が増します。しかし、気を落ち着かせて心静かに「空」の境地に入りつつあった瞬間「お疲れ様でした。どうでしたか?初めての体験は?」・・・・「あれ、あれれ?もう終わり。体も温まってないし、汗も出てないし、ようやく無心になれたのに・・・・。」何と中途半端な、わずか15分間の恐怖の砂湯体験でした。
●上がり湯
僅か15分の恐ろしかった砂湯を後にし、浴衣に着いた砂を砂湯入口のシャワーで落とし、不満を残しながら、その横にある「上がり湯」に浸かりました。「おおー!これは効く〜!」少し熱めですが、この上がり湯の体に感じる質感がなんとも心地良いのです。砂湯に1,050円も支払った救いを感じました。この体験を生かし、次に訪れた時には、砂湯でなく反対に位置する一般の湯船(100円)に入りたいと思いました!