院長コラム
香川県 道後温泉 [院長コラム]
●椿の湯
道後温泉といえば、道後温泉本館とこの椿の湯は余りに有名です。しかし・・・・残念ながらレジオネラ菌対策である県条例を採用し、源泉かけ流しに塩素を投入する処置を行っています。思わず受付で塩素投入をやめるようにお願いしてきました
●道後温泉本館
朝一番に行きましたが、既に多くのお客さんが訪れていました。味のあるこの建物は、別府の竹瓦温泉を思わせます。肝心の湯の内容は、椿の湯と同じく無色透明、アルカリ泉と思われますが、同じく塩素が投入されているのが分かります。
また、共に換気が悪く、湯船が見えないぐらい蒸気が漂っています。その塩素混じりの蒸気をたっぷり吸いながら、塩素入りのかけ流しの湯につかりながら満足している観光客を御気の毒に思いました。
●商店街
本館のすぐ裏には商店街が広がり、とても便利な温泉地と思いました。是非とも訪れた客が、塩素投入をやめるように訴えるべきだと思います。塩素をいれなくとも入湯制限すればまったく問題なく、金に目がくらみ歴史のある素晴らしい湯をこの様なあつかいにしているのは、あまりに残念すぎます。
●松山駅
商店街を抜けると松山駅に到着します。
とっても便利な環境を持ち観光地としてでき上がっている町を感じ、上記の状態がとってももったいなく思えてなりません。是非とも条例撤回を!
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山口県 「俵山温泉 山田屋旅館」 [院長コラム]
●山田屋旅館
俵山温泉レポートは、2回目になります。この度、GWにもかかわらず温泉へ行くことができました。
国民の祭日は働くものと認識している私にとって嬉しいご褒美です。休みがきまり俵山温泉の全ての宿に連絡をとりましたが、当然満室です。(遅すぎる!)そんな中、偶然にもたまたまキャンセルが出たことで「山田屋旅館」さんにお世話になることになりました。連休の渋滞の中、約4時間で俵山温泉へ到着しました。
●町の湯
俵山温泉には、一部に内湯をもつ旅館は存在しますが、ほとんどの旅館のお風呂は、外湯の「町の湯」と「白猿の湯」に足を運ぶことになります。特に町の湯は、肩こり、筋肉痛に効果があると実感します。しかし、長湯をしてしまうと湯あたりして、疲れが残ります。推奨は15分。しかし、私は「せっかく遠くから」という思いから30分以上浸かります。だからいつもクタクタです。
●入湯手形
宿泊先では、入湯手形と称して割引券を購入する事ができます。一人1,000円です。この手形で滞在期間中は何度でも入湯することができるので、3回以上入るのであれば手形を購入した方がお得になります。私は、トータル5回入湯しました。
●夕食
個室で戴くことができた夕食です。
新鮮な魚とサザエの刺身と、生きの良いメバルの煮つけなどなど。鱈腹いただきましたが、普段瀬戸内のおいしい魚を戴いている私にとって、刺身は珍しくなく、味噌汁が一番気に入りました。
●朝食
シンプルで体が喜ぶ朝食です。梅干しと味噌汁が良かったです。朝6時〜お湯を戴けるので朝食の前に一風呂浴びました。しかし、ここの湯は、かなり応える(長く入り過ぎる私が悪いのですが)ので、浴びると言う軽いのりではなく、乗り移るという感じです。注意して入湯する必要があります。
●町並み
私は、この俵山温泉の町並みが大好きです。
小さな温泉街ですが、昔の雰囲気が未だにのこる数少ない湯治場であると思います。
此の絵は、山田屋さんから上を望んだところです。
山田屋旅館を下ると小さな川が流れています。そこの橋から見る風景もタイムスリップした様で「いつまでも、いつまでもこの素晴らしい伝統を残して戴きたい!」と思うのです。文明(都市化)は、体にできた「癌」の様なもの、早急に便利さだけを求めて自然との調和を忘れた進化は、「癌」の増殖を招き最終的に自己を滅ぼしてしまうのです。これ以上の自然破壊をしてはなりません。人類は、滅亡の坂道を大急ぎでかけおりているとしか思えません。皆が気づき早く心改めなければなりません。
●青海島
せっかくでしたので、長門の青海島の観光フェリーに乗船しました。1時間半の遊覧で2200円。GWなので、物凄い人でごった返し、臨時便が大忙しで行き来をしていました。当日、風が強く、波が荒かったので島々の洞窟に入る事はできませんでしたが、自然の作り上げた作品に感動しました。しかし、温泉効果を鱈腹戴いたせいか、船の揺れも心地よく、遊覧の間は、ほとんど寝入ってしまいました。たぶん一度は訪れる価値はあると思います???此の写真は「仏岩」。浸食により見事に仏さんが手を合わせている像が作り上げられているのには驚きました。確か、このへんまでは起きていたのですが・・・・。
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小学校での授業 [院長コラム]
●初体験
この度、小学一年生を対象に45分間をいただき「動物と仲良くなる方法」をご指導させていただきました。
子供たちの輝くつぶらな瞳光線を浴びながら授業が始まりました。今回は、動物の触り方(入門編)について、優しく、シンプルにお話しましたが、私も初めての経験です、まずは、言葉遣いの難しさを感じました。数日前から保母の経験を持つ看護士に指導してもらいながら、おおよそのシナリオを作り上げて臨みました。
●授業内容
動物(特に犬)に初めて接触する際の注意事項を説明しました。動物を持つ子供たちが1/4程度でしたので、実際に犬と猫に触れ合うことで、彼らの温もり、鼓動、毛の柔らかさなどを感じ、一つ一つに驚き、感心し、質問が次から次に飛び出しました。
●終了後の感想
とにもかくにも、興味津津の彼らの中で揉まれると、驚くほど疲れました。毎日、このエネルギー一杯の子供たちに囲まれながら、小学校の先生の偉大さを認識でき、良い経験をいただきました。この子供たちが将来、動物を一生の友として仲良く生活できれば、獣医として最良の喜びです。少しお役に立てたようで幸せでした!