Dr.ラスキン来日! [院長コラム]
2年前にアメリカはボルチモアで、アメリカ歯科専門医であるDr.ラスキンが持つ、歯科トレーニングセンターへ行ってきました。アメリカ各地から歯科に興味のある開業医あるいは勤務医が集まり、その研修会は、とって〜も素晴らしい経験になりました。
●Dr.ラスキン
アメリカ、ヨーロッパ獣医歯科学会認定専門医(メリーランド州、ボルチモア)
講義と実習があり、特に実習は、理論的、そして、実践的で興味深く、早朝から夕方まで徹底的に技術をたたきこまれました。
レントゲン撮影、読影法、根冠治療、骨折対応、腫瘍の切除などなど全般に渡り学習し、専門医の奥深さに驚きました。
●2008年11月27日 木曜日
Dr.ラスキンは、今回、日本獣医歯科研究会15周年記念講演の為に来日されました。
私の病院も見学いただいたので「これは、チャンス!」と今抱えている患者さん症例に対し、多くのご指導をいただきました。Thank you for your help!
涙管洗浄について [院長ブログ]
●鼻涙管閉塞をご存知ですか?
余剰な涙は、上下の瞼の内側の涙点という穴から鼻涙管を通って鼻、あるいは口の中へ排出されます。
<写真>
上の瞼の涙点から、細〜い、閉塞物が糸を引くように見えます。
●症状
その排泄路の閉塞があると、涙焼け(余剰な涙が溢れて眼の内側の毛が変色)が起こります。
<写真>
同じく、下の涙点から、閉塞物が見えます。
●治療
多くが分泌物で閉塞していますので、涙点から排泄路を洗浄します。まれに先天的、あるいは、猫ちゃんの風邪の経験から涙点が無い場合があります。この場合は、治療の手段がありませんが、まれです。
<写真>
洗浄により、明らかに太い弾力性のある閉塞物が、鼻から排出しています。
処置には、軽い鎮静、あるいは、全身麻酔を行います。眼に点眼麻酔を施して行う方法もありますが、しっかりと観察、洗浄できないので、お勧めしません。
「涙焼け」に気がついたら、検査は、無麻酔で簡単にできますので、気楽に受けてください。
毎回、ご苦労様です!! [お仲間紹介]
ポッキー ♂ 8歳 ゴールデン
●性格
石崎度物病院スタッフ(輸血担当)
超!ビビリ。
いつも、気持が若い!
●エピソード
今まで、多くの仲間を助けてきました。
今回は、首からの採血後、痒くて、痒くて、治療中。とうとう、カラーまでされてしまいました。
●動物病院から一言
前略、愛しのポッキーへ
いつも、いつも、御苦労様です。
申し訳ないことに、苦労をかける分、随分と老けてしまったような気がします。その上、楽しみの散歩には、タマにしか行けなくてゴメンね。(しかし、毎週日曜日は、病院内で看護婦さんと他の仲間と遊んでるので勘弁してください。)
そろそろ、引退の年となりましたね。
老後は、我々が温かくケアーするので、安心して下さい。
スタッフ一同より









