青森県 八甲田温泉 [院長コラム]
●八甲田温泉
谷地温泉から20分ほどで到着しました。酸ケ湯と同じく山深い場所にあり、玄関を入るとカンジキがかけてあります。冬は雪が多い事が想像されます。雰囲気は昔の温泉そのまま、かなり多くの湯治客が宿泊できそうでした。
●冬
一枚の写真を見つけました。八甲田の名前のとおり、また、カンジキがあるぐらいですから、ここは雪深いと思っていました。よって、冬は当然閉鎖されると思います。その他、情報を得ようと思いましたが、午後6時の待合室は誰日一人いませでした。(残念)ちなみに夜は8時まで入浴可能です。
●内湯
広々とした待合室の古びたサッシの扉を開けると薄暗い大きな丸型をした内湯が望めます。湯は少し熱め、41度ぐらいだと思います。
●湯口
酸性明礬泉です。ライトアップで白いのかと思えば湯の花で湯船が一面白く染まっています。味は酸味がかなり強いですが、なかなかおいしく戴けました。効能は、動脈硬化、高血圧、痛風、女性ホルモン代謝不全、蕁麻疹、リューマチ性疾患、慢性肝胆道疾患です。
●露天
露天はライトアップされ良い雰囲気です。この隣にも同じ規模の露天がありました。露天の温度は、ぬるめ(多分38度)でゆったりと入るに適します。そして、少し冷えたところで、内湯につかって出るのが良いと思います。
関連タグ :
犬の十字靱帯断裂 [院長ブログ]
●十字靱帯断裂
膝の中には足の前後を支持する前、後十字靱帯が存在します。ほとんどのケースが前十字靱帯を断裂しますが、この度のケースも同じく前十字靱帯でした。関節包を開き、断裂している靱帯断端部分をきれいに除去します。そして、半月板(膝のクッション)の断裂が無いかの確認を行います。それから、膝の中を何度も洗浄します。
●関節の安定化
十字靱帯に変わる太い糸を骨にあけた穴と膝の外側の靱帯に通して膝の安定化を図ります。筋肉の膜を利用する方法、器具を挿入する方法がありますが、私はアメリカの整形外科医からのアドバイスによりこの一番シンプルな方法を好んで行っています。
●術後
しっかりと疼痛管理を行い、膝を7日間バンテージでサポートします。その後、運動制限を8週間行い、徐々にリハビリを行いながら普段の生活にもどしていきます。
関連タグ :
胃チューブと過ごして早1年 [院長ブログ]
●ミーコ 12歳 ♀
以前紹介した慢性腎不全のミーコちゃんです。10日おきに造血ホルモン(2週間おきでは貧血を生じる)を射ちながら、そしてお腹にチューブをいれながら早1年2カ月が経過しました。以前は、毛艶も悪く痩せていましたが、今では元気一杯です。とても12歳には見えないでしょう!(笑)口から食事もできるのですが、飼い主さんの希望でチューブを残しています。遠くは倉橋から真面目に定期的に通われています。飼い主さんの愛情を一杯受けながら幸せたっぷりのミーコの再登場でした。(拍手〜!)
●胃チューブとは?
栄養補給のために装着する管のことです。口、喉の病気、食欲不振、腎不全、腫瘍など時に通常、内視鏡で設置します。利点は、食欲不振がある場合に栄養補給がまかなえることです。また、腸は使用しないと粘膜のひだが委縮してしまうので長期の絶食は好ましくありません。時に、飲みにくい薬を投与することもできます。
設置に要する時間は約10分です。負担もほとんどありません(慢性腎不全、腫瘍末期などで状態が悪い場合は除く)し、その後の管理も難しくありません。チューブ装着に抵抗を持つ飼い主さんが多いですが、チューブを付けることで病気の回復を助け、ミーコの様に元気を維持することが可能です。ちなみにミーコは、口からも食事を戴いています。








