広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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猫の水晶体(レンズ)脱臼 [News]

●くーち ♂ クロ猫 13歳
「目が見えていない気がする」と来院されました。ペンライトで観察すると前房内にレンズがずれて位置していることが分かりました。レンズの前方脱臼です。反対側も以前に脱臼していることから、レンズを釣り上げているチンシ帯の形成不全、小水晶体などの先天的異常が考えらえます。眼圧は低め(5〜8mmHG )で軽度の炎症があります。隅角(炎症で排水溝が詰まる)が閉鎖されると2次的に緑内障が発生するため、速やかに手術をすることを決めました。

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●摘出レンズと予後
角膜を切開し、前房内のレンズを取り出しました。
術後の眼圧は11〜13mmhgと安定して、炎症もほとんどなく視力も回復しています。この度は、気付くのが早く2次性緑内障になる前に手術ができたことが幸運でした。

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●術後
視力(右眼)も回復し、玉を取れるようになりました。
めでたし、めでたし。

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我が子はすっかり元気になりました! [飼い主さん感想文]

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●コーギー ♂ 9歳
我が家に迎えてすぐから、身体が弱かったうちの子は、5歳まで別の病院へ通っていましたが、耳が真っ赤になったり、ただれたり、全身を痒がったりし、色々なアレルギーを抑える薬を処方されの繰り返しで、耳に関しては耳ダニといわれ、ダニを駆除する薬を耳に付け続け・・・しかし、改善はなく。
全てに関してアレルギーだと診断されて不信感を覚え、その時の症状からネットで検索して、セカンドオピニオンとして石崎動物病院に通わせてもらって今年で4年になります。

自宅から高速を走り往復3時間は大変ですが、とても感じの良い先生や看護婦さん、スタッフさん達で、うちの子もリラックスして嫌がることもなく診てもらうと、アレルギーはありましたが、その影響でカビが耳にわいていたようで、治療をしてもらった今は完治に近い状態で良好です。

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1年程前になりますが、突然一時的に後足が動きにくくなる症状がでました。痛がることもなく腰が抜けた様な歩き方をしていたので、直ぐに診察をして頂いたところ、DM(変性生脊髄症)の可能性があると診断され、その頃病院では振動治療を始めるという頃でしたので、その治療をお願いしました。

私たち家族で出来る限り通おうということで覚悟を決め週に1度から始まり、2週間に1度、3週間に1度、今では月に1度でいい状態に回復しました。

大学病院で調べてもらったわけではないのでDMというのは可能性でしかありませんが、極度に疲れたりした時以外はその症状が見られることはなく、そして進行することもなく、現在は、年齢的な疲れは見えますが、元気いっぱいで体調もすこぶる良好です。

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犬の眼瞼上部腫瘍 [News]

●チワワ もも太郎 13歳 ♂
元々は小さな出来物でしたが、放置する間に大きく育ってしまったそうです。心臓がかなり悪いため、何度か凍結療法で小さくしましたが、今回は、根治目的で完全切除を試みました。

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●術後
頭頂部の皮膚を大きく切開し上眼瞼上部に移動して皮膚の再建をおこないました、スペースに溜る血液を吸引するために閉鎖式ドレインチューブも装着しました。

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心不全と同時にクッシング(副腎皮質機能亢進症)を併発しているため、感染症に注意が必要になります。術後の経過は順調、翌日から食欲旺盛でやや引きつりながらも瞬きも出来る様子です。瞼の引きつり具合によっては、2回目の形成手術が必要になるかもしれません。

●抜糸後7日目
予想より眼瞼の引きつりが治まり、心配していた2度目の形成外科は不要な仕上がりでした。瞬きも自然に近く、笑顔でポーズしてくれました。

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良性の腫瘍と言えども出来物が二度とできない身体を改革しなければなりません。日常生活から社会毒を排除し、減量と定期的な断食にトライし、腸を大切にする食事をいただき、新たな出直しの機会が訪れました!

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