猫のウイルス性脳炎 [News]
●レオン ロシアブルー 5歳 ♂
「年末から突然凶暴になった、、、どうしたものか?」と
大そうお困りの電話がありました。
詳しくお聞きすると以下の症状でした
✕: 機嫌が良いとおもいえば、いきなりスイッチが入り飛びつき噛みつく。
人間の目立つ行動があると飛びついてくる。
✕: 一人で20分ほど唸ったり、怒ったりしていることがある。
✕: 一人でいる方が落ち着いている。
✕:顔つきが恐ろしくなった。
●量子測定
唾液による簡単な量子測定結果は
✕:中枢神経
✕:酸化グラフェン
✕:高周波
✕:ウイルス
〇:痛み
●その後
測定結果から考察すると、突然脳内にウイルスが侵入し
急変、まさに憑依と思われる状態が発生しました。
我々の体は電気で動いていますから
何らかの原因で通電障害が起こると不具合が発生します、
特に脳における電気障害は、分かりやすい症状が出現します。
今回はウイルスによる脳の炎症(通電障害)が突然発生し
周囲の刺激により通電障害に拍車がかかり
異常行動に繋がっていたと想像しています。
病原体をターゲットとした漢方処方2日後には、状況は落ち着き
怒る、飛びつくことも無くなりました。
●まとめ
今回の主役は脳内に侵入したウイルスでした。
脳にはよそ者の侵入を防ぐ血液脳門なるものが存在します。
しかしながら、その関所が破城していなくとも侵入している例があります。
明言はできませんが、
最初からそこに居て居心地が良い変化が生じたのかもしれません。
急性の脳内感染で起こる以外には
電磁波(高周波)障害でも同様に発生します、
また、今回の様な感染に電磁波が重なる場合もあります。
飼い主さんの中には、私が電磁波の話をすると
見えない話をしますので当然のことながら
心の中で怪訝な思いを抱く方がいらっしゃいます。
しかしながら、人工電磁波は100%体に悪影響が生じることを
分かって欲しいと願っています。
電気の流れを障害する要因は
@病原体侵入
A有害物質侵入
B塩、水の不足
C電磁波障害
我々は長い歴史を経て、自然環境下で育まれた体であることを理解し、
不自然な環境をできる限り修正することは
不具合を防止する上でシンプルイズベストの病気の予防となるのです。
そして、精密で複雑な体の仕組みを知れば知るほど
我々ごときが「分かった気になって治療する」などの
浅はかで傲慢な思いがなくなり
その偉大な仕組みの邪魔をせず、サポート的に少しでもお役に立てれば良いと
謙虚な思いに至ってしまうのです。
犬の会陰ヘルニア [News]
●レイ ダックスフンド ♂ 12歳
「7日前から尿が垂れ流し状態になった」主訴で来院されました。
お尻を観ると、右側の肛門横が著しく腫大し
触るとそこには尿で一杯になった膀胱の存在がありました。
これは正しく会陰ヘルニアです
過去最大の大きさ(脱出状態)でした。
お話を伺うと
3年前から便がまともに排出できず
かかりつけ医で定期的に便を出してもらっていたと聞きました。
そして、今回はいよいよ拡大した膀胱と
大量の便を含む直腸が飛び出て閉塞し
どうにもならなくなった状況で来院されたようです。
●血液検査
このまますんなり手術の運びとなれば良かったのですが
血液検査で肝臓と腎臓の数値が引っかかりました。
量子測定を行うと
腎臓に寄生虫、肝臓にウイルス、心臓に細菌の寄生が見つかりました。
●2か月後
状態の悪かった臓器を整えるのには2か月を要しました
病原体の除去と同時に樹状細胞の活性化、細胞膜の修復を行いました。
細胞膜はリン脂質で構成され
細胞内外の伝達調整を行う特に大切な部位になります
多くは寄生虫により破壊されていきます。
●直腸固定術
直腸が側方に変位したいたため
お腹を開けて上方に引っ張りながら、側方腹膜に固定しました。
●会陰ヘルニア整復
脱出した膀胱と直腸をまずお腹にもどし
周辺の筋肉と骨盤に付着する内閉鎖筋を剥がして反転させ
その穴を塞ぎました。
●口腔内処置
犬歯の抜けた大きな穴の整復も依頼がありました。
このままでは、食べたものが鼻から排出され
不快感が続くので併せて手術を行いました。
大きめのフラップを作成し穴を修復しました。
●10日後
抜糸の時が来ました。
便はすんなりと自力で排出できるようになり
飼い主さんから感動の言葉をいただきました。
術後管理を確実に確保するために
朝の5時から手術を始め5時間を要しましたが
幸い目覚めも良く翌日には帰宅できました。
徹底した疼痛管理を行なったものの
数日の痛みの絶え良く頑張ってくれました。
何もかも一度にまとめてするのではなく
もっと早期に対応できれば辛さも、痛みも半減したと思います。
皆さんもご注意ください。
便でてめでたしめでたし☺
豚さん来ました! [News]
●花 ♀ 6ヶ月
爪切りに来院されましたが、特に切る部分はなく身体検査のみを行いました。
診察台に抱き上げる際には「ピキー、ピキー」と
虐待されているかのような大きな甲高い声で鳴きます(笑)。

健康の基本は他の動物と共通で
安心安全な水(地下水)、食事、塩、環境に気を付けて欲しいです。