犬の(突発性)血小板減少症 [News]
●ローザ、Mダックス、♀、14歳
主訴は「突然 股に斑点、血便、歯を磨くと血が付く」でした。
世間(西洋医学)で言うところの「突発性血小板減少症」であります。
何らかの原因で急に血小板が減少してしまい
血が止まらななくなる病気を言います。
原因が特定できないとなると
実は特定できないから「突発性」と呼ぶのですが・・・
併せて「症候群」の表現も同じ意味です。
そして、西洋医学ではステロイド剤治療に頼るのが通例です。
波動測定で深堀してみると
血小板減少を起している2次的原因は
ウイスル感染であることが分かりました。
●2週間後
ウイルス感染を薬膳で除去した2週間後
出血斑は消失し歯ぐきからの出血も無くなり
血便も止まりました。
●元の元は?
ウイルスなどの病原体が好む環境は「とどこおり」の環境です。
別の表現をすれば
ノイズで電気の流れが悪くなっている場が原因となります。
ステロイドが効果があるのは
その場のノイズを一時的に除去(炎症抑制)するからですが
その後 ステロイドは過酸化脂質に変化して炎症が再燃してしまいます。
さらに悪いことに ステロイドはお掃除係である
免疫群の働きを抑制してしまいます。
よって、臭い物に蓋をする長期処方を余儀なくされ
一見治ったかの様に勘違いしてしまうのですが
体のゴミ(ノイズ)処理はなされていないので
組織は腐り破壊されていくのです。
もう一つ大切なことは
ウイルス、細菌、寄生虫、真菌などの病原体を敵とみなすのではなく
その場を作ってしまった、体側の環境と
その理由である原因を見つめ直さなければならないことです。
組織代謝が万全であれば、ノイズは溜まりません
それにはミトコンドリアにしっかりと
エネルギー産生のお仕事をしてもらうことが大切です。
その場しのぎの治療では再発を繰り返し、根本解決にはなりません
病は自分(飼い主)の生き方による結果なのです!
犬の会陰ヘルニア2 [News]
●レイ ダックスフンド 12歳 ♂
皆さん見おぼえがあるレイちゃんの再登場です。(記事二つ前)
3年苦しんだ会陰ヘルニアの術後はとても順調でした、
抜糸後1か月して今度は左側のお尻の膨らみが少し気になってきました。
術後3か月してから改めて左側の手術を行う計画を立てました。
●膀胱の脱出
二日前から
「どうも尿がでていない様で元気がない」と、、、、
早朝に来院されました。
超音波で確認すると膀胱が飛び出ている状態が分かりました。
尿道カテーテルを挿入し排尿処置を行い、
早めの手術予定を立ててご帰宅いただきました。
落ち着いたのも束の間、その日の夕方に悪い状況が訪れました。
午前中と同じ状態で膀胱が飛び出し、
今回はカテーテルが挿入できない状況までに陥っていたのでした。
午前中と変わり全身状態も悪化、
手術を急がねばなりません。
●緊急手術
外来をできる限り早く済まして、夕方から手術に入りました。
ヘルニア穴はビー玉大の大きさで
完全に膀胱と一部組織が挟まり血液の通わない
虚血状態でした
膀胱の色は既に変色して黒くなっていました。
血行が回復し組織が再生されることを祈って
そして、壊死により穴が開けば直ぐに対処する覚悟を決めて
祈る思いで腹腔内へそっと戻しました。
●手術終了
膀胱の状態を憂い、
そして無事に回復することを祈りながら終了しました。
●10日後
無事に抜糸が済み、膀胱のトラブルも発生しませんでした。
本当にめでたしめでたし☺。
猫のウイルス性脳炎 [News]
●レオン ロシアブルー 5歳 ♂
「年末から突然凶暴になった、、、どうしたものか?」と
大そうお困りの電話がありました。
詳しくお聞きすると以下の症状でした
✕: 機嫌が良いとおもいえば、いきなりスイッチが入り飛びつき噛みつく。
人間の目立つ行動があると飛びついてくる。
✕: 一人で20分ほど唸ったり、怒ったりしていることがある。
✕: 一人でいる方が落ち着いている。
✕:顔つきが恐ろしくなった。
●量子測定
唾液による簡単な量子測定結果は
✕:中枢神経
✕:酸化グラフェン
✕:高周波
✕:ウイルス
〇:痛み
●その後
測定結果から考察すると、突然脳内にウイルスが侵入し
急変、まさに憑依と思われる状態が発生しました。
我々の体は電気で動いていますから
何らかの原因で通電障害が起こると不具合が発生します、
特に脳における電気障害は、分かりやすい症状が出現します。
今回はウイルスによる脳の炎症(通電障害)が突然発生し
周囲の刺激により通電障害に拍車がかかり
異常行動に繋がっていたと想像しています。
病原体をターゲットとした漢方処方2日後には、状況は落ち着き
怒る、飛びつくことも無くなりました。
●まとめ
今回の主役は脳内に侵入したウイルスでした。
脳にはよそ者の侵入を防ぐ血液脳門なるものが存在します。
しかしながら、その関所が破城していなくとも侵入している例があります。
明言はできませんが、
最初からそこに居て居心地が良い変化が生じたのかもしれません。
急性の脳内感染で起こる以外には
電磁波(高周波)障害でも同様に発生します、
また、今回の様な感染に電磁波が重なる場合もあります。
飼い主さんの中には、私が電磁波の話をすると
見えない話をしますので当然のことながら
心の中で怪訝な思いを抱く方がいらっしゃいます。
しかしながら、人工電磁波は100%体に悪影響が生じることを
分かって欲しいと願っています。
電気の流れを障害する要因は
@病原体侵入
A有害物質侵入
B塩、水の不足
C電磁波障害
我々は長い歴史を経て、自然環境下で育まれた体であることを理解し、
不自然な環境をできる限り修正することは
不具合を防止する上でシンプルイズベストの病気の予防となるのです。
そして、精密で複雑な体の仕組みを知れば知るほど
我々ごときが「分かった気になって治療する」などの
浅はかで傲慢な思いがなくなり
その偉大な仕組みの邪魔をせず、サポート的に少しでもお役に立てれば良いと
謙虚な思いに至ってしまうのです。