広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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アレルギー性関節炎 [News]

●トト ♀ 10歳 チワワ
「足を痛がって歩けない!」主訴で他の先生からのご紹介で来院されました。
病歴は、1ヶ月前から「歩く際に痛そうに鳴く」状況が続いていたそうです。身体検査所見は、後ろ足の不全麻痺、右膝蓋骨内方脱臼、中程度の心雑音、瞳孔の散大、軽度の歯石が問題でした。

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●治療
紹介いただいた病院で既に、血液検査、レントゲン検査をされていましたので、当方では、波動測定を行いました。問題点は、関節における炎症、変性、白内障、網膜剥離。そして、周辺環境の問題である電磁波、食事と水の汚染、酵素不足が上がりました。早速、リポポリサッカライドを中心成分とする漢方薬を処方すると7日後には痛みが軽減(レベル4)してとても喜んでいただきました。

●その後1
一旦良くなった症状が1ヶ月後には再燃(レベル6)し、食欲はあるが元気がない状況に陥りました。再度、波動測定を行うと、体の酸化、電磁波問題はクリアーされていましたが、ここで新たに食事アレルギーの問題が浮上しました。早速、トトちゃんに反応しない食事を探し出し、様子を見ていただくと良好な反応が見られるようになりました。(レベル3)

●その後2
しかし、再び痛みが再燃し(レベル4)、「寝返りの際に悲鳴をあげる!悲痛な状況を訴えられました。再度、詳しく問診を繰り返しすと、実は処方食以外にオヤツを与えている事実が判明しました(笑)。再度、指示した食事のみにし、他のものを絶対に与えないことをお願いして次回の来院を待ちました。

20日後には、今迄で一番良い状態(レベル1)になり、走りまわるよう改善されていました。感謝


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誕生日オメデトウ! [飼い主さん感想文]

●ひいか 日本猫 ♂ 16歳
治療日と誕生日が重なり、ささやかながらお祝い申し上げました。現在、慢性腎不全を患い2種類の漢方薬と定期的な振動療法を受診されています。

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9月3日、16歳の誕生日を院長先生はじめスタッフの皆様にお祝いしていただき有難うございました。高齢猫なので体調をいじできるよう、これからも頑張って通院しようと思います。末永く宜しくお願いします。
カルテ番号1045 ひいかの飼い主より

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ウサギの消化器鬱滞 [News]

●チーちゃん ♀ 6歳 ウサギ
「しゃっくり様の状態が止まらい!」と時間外に連絡が入りました。お話を伺うと、朝までは元気でいつもと変わりなく、夕方仕事から帰ってきたら、「ヒク、ヒク」と引きつけるおかしな症状に気づいたそうです。

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●問診、身体検査
3年ぶりの来院でした。その際にご指導した食事と牧草は与えられていたようですが、その他にチーズ、ドライフルーツ、VCフードなるものを、良かれと思いあれこれ与えていたそうです。触診すると胃にガスが大量に貯留し大きく膨らんでいるのが分りました。緊急事態とみなし、ガス麻酔を施した後、チューブを胃まで挿入してガスを排泄させました。

●その他の治療(今回は以下の内容で行いました)
@鎮静剤;環境ストレスを軽減する。
A輸液;脱水の矯正、小さな小動物は代謝が速いのでかなりの水分が必要になる。
B鎮痛剤;ウサギは痛みを管理することが重要になります。

●3日目
自ら食事と水を飲むことが可能になり、動きも普段と同じになったそうです。お腹の触診では、ガスで膨満した初日の状態はすっかり改善されていました、また、引きつけの症状もなくなりました。鎮痛剤の使用を止め、ひき続き状況観察をお願いしました。
また、随分恐れなので、心をケアーするフラワーバッチをお勧めしました。

●まとめ(注意事項)
ウサギの消化器鬱滞の症状は、
@小さな、乾燥した、少ない便
A食欲低下
B腹部の膨満(ガス)

消化器鬱滞を防止する食事管理は、
@いつでも牧草が食べれる状態にする。
A高線維ペレットを与える。
B炭水化物を減らす。
C葉物はあくまでも補助的に与える。(ふりかけ程度)
Dおやつを減らす、与える必要はない。
 与えるなら低脂肪、糖転化なし、低蛋白、高線維、低Ca、種無し。

◆パイナップルは迷信、
毛玉を防止するためにパイナップルジュース、パイナップルの酵素に期待して与える方がいますが、それは誤りです。
低線維食(ストレスもあり)で消化管の動きが減速、あるいは停止することにより食物が停滞したり、胃に毛が停滞して毛球ができることになるのです。何より大切なのは高線維食を与えて、ストレスを無くして、消化管の動きを良くしておくことが大切なのです!


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