広島県呉市「石崎動物病院」

動物に優しく思いやりのある診療をモットーに

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犬の直腸がん [News]

●ミクス ダックス ♂ 15歳
「半年前から排便時に出血がみられるようになった。
最近は肛門横に赤いカタマリが見られる!」主訴で来院されました。

身体検査での異常は以下でした。
@重度削痩(やせている)
A低栄養
A心雑音
B片側陰睾(一つは腹腔内、既に腫瘍化)
C歯石付着、中程度

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バイオレゾナンス(生体共鳴)測定による障害部位は以下でした。
*核、細胞膜
*小胞体、ミトコンドリア、ゴルジ体、リボソーム、リソゾーム
*インスリン抵抗性
*細胞外マトリックス
*酸化
*病原体感染
*左心不全(僧帽弁)
*消化管(胃、小腸、大腸)
*直腸癌
*アレルギー

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飼い主さん撮影

●治療
飼主さんは積極的な外科手術を望んでいませんでした。
また、私も同意見でした。

癌の3大療法には@外科A放射線B抗癌剤がありますが、
現在の考えは、腫瘍が組織を圧迫して機能障害を起こしている場合のみ外科手術をお勧めしています。
いずれの三大治療も著しい活性酸素が発生してしまいます、その影響で免疫細胞の機能低下が生じ慢性炎症が進行します。
元々は免疫低下により生じた病気です、さらに免疫を低下させる行為は厳に慎むべきです。また、癌には必ず病原体の関りがあります、その病原体を見つけ対処することが一番大切なことだと思います。

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●方針と経過
身体に優しい、いわゆる活性酸素を発生させず、病原体を叩き免疫を増強させて細胞内側と細胞外側を修復させることを治療方針としました。

上記の周波数測定に基づいた薬膳処方と酸化改善処置を並行して行いました。
1ヶ月半後の現在は、肛門側から飛び出していた腫瘍は見えなくなり、時おり排便時に飛び出してみえる腫瘍は以前の1/4ほどに縮小し出血もなくなったそうです。

もう一つの朗報は、直腸だけでなく腹腔内の腫瘍化した陰睾(従来の股間に垂れ下がる位置ではなくお腹に残った睾丸)も小さくなってきています。

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身体に負担をかけない治療でのんびりとコツコツと障害部位を修復し、併せて食事、水、住環境を改善し完治を目指して元気に楽しく長生きしましょう!

*中和、解毒処置
現在は、ご存じの通り人間の我儘により地球が汚れ安心安全な食べ物はほぼなくなりました。現時点では、危険な食物、水を中和処理して体に溜まる毒物を解毒、排泄して生き残るしかない状況です。自然との調和、共生を無視した大脳皮質が発達してしまった人間が報酬系の求める自分勝手な世になるればなるほど動物達と我々自らの首を絞めることになり生存が難しくなりますネ(涙)。

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飼主さんへ、一刻も早い気づきを!! [News]

●未病の段階で治したい! ☺
当院の内科診療の中心は、血液検査、画像診断も行いますが、
ドイツパウエルシュミット式バイオレゾナンス*周波数測定
および周波数共鳴療法と薬膳です。
血液検査、画像診断などでまったく異常に気づけない状態を
早期の早期で発見することが可能です、
その状況であれば先天性遺伝子疾患を除き対症療法ではなく
元に戻すことも難しくありません。

*周波数理論=全ての物は固有の周波数を持ち振動している。

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病気は初期〜末期まで分類できます、
動物は飼い主さんが気づく中期〜末期の状況で来院いただくことがほとんどです、既に完成形で末期(熟成期)となると充分にご期待に応えられないことがあります。

理想的な診療は健康に見える段階で来院いただくことが最善で、早期健康診断の一環として利用してもらえれば最良と思います。

症状が無くとも血液検査で異常が見つかる状態を未病ではなく初期と捉えています。飼い主さんに症状が分かる段階が中期〜後期、末期(熟成期)です。

☞病気完成の流れ
未病期⇒病気『初期⇒中期⇒後期(熟成初期)⇒末期(熟成期)』

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●元の元(未病)の探求
残念ながら西洋医学は最先端であっても対症療法です。出ている症状を抑えることに重きをおき元の元を追及することはしません。

まずは臓器障害ではなく以下の全身状態を調べることが大切です。
*身体のエネルギー
*経絡(経穴がながれる線路)
*酸化
*電磁波
*地場
*有害物質
*生理活性物質
*酵素
*アミノ酸(非必須、必須)
*細胞内小器官と組織


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*細胞外マトリックス
*炭水化物代謝(インスリン抵抗性)
*病原体
(細菌、真菌、ウイルス、寄生虫)



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なぜならば、臓器障害は上記が原因で発生するからです。
枝葉の治療を優先するよりも、まずは、元の元である大元を改善してから臓器治療を行うことが順序になります。

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未病および初期段階であれば外見上はまったく健康にみえるのが曲者です。
今後、この方法が近未来医療として多くの飼い主さんに1日でも早く理解されることを願っています。

4台の周波数測定器をフル稼働して、
日々病気の元の元の追及に努めています。☺

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若齢犬の骨折 [News]

●ヴォル プーチー 4ヵ月 1.6s
骨折例を他院よりご紹介いただきました。
転送いただいたレントゲン写真では明らかに前肢(橈骨、尺骨)の骨折です。

手術法は以下からの選択になります。
@プレート固定
A創外固定
Bギブス固定

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1本の骨折であれば、年齢的にギブス固定を選択しますが、
2本折れているので@およびAになります。

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しかし、遠位部骨折でないこと、
骨幅がが3mm以下で
ネジおよびピンの穴により2次骨折を警戒して敢えてギブス固定を選択しました。

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●2週間後
ギブスのズレも無く、肢軸もまあまあ、
既に尺骨(下の骨)は融合していました。

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肘の角度を変え、ギブスを軽いものに変更しました。
2週間後にはギブスを外す予定です。

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●4週間後
無事にギブスが外れました。
後は徐々にリハビリしながら、固まった関節をほぐします。

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