腸漏れによる犬の細菌性肝炎 [News]
●ミツオ 12歳 ♂ ビーグル
「突然食欲が無くなる」主訴で来院されました。
体温39度2分(平温38度5分)、元気、食欲なし。
身体検査、血液検査、周波数測定を行いました。
●血液検査
@貧血
A肝機能障害
B副腎皮質機能亢進症の可能性
C急性炎症
●周波数測定
*椎間板×
*炭水化物障害×
*アレルギー×
*肝臓×
*副腎皮質機能亢進症×
*トロンボシスチンン(凝固系)×
*大腸菌(細菌)×
*トリコスポロン属クタネウム(カビ)
●治療
突発なこと、急性炎症の数値が跳ね上がっていること、黄疸が発生していることなどから大腸に繁殖したカビから腸漏れが発生し、大腸菌が肝臓へ侵入し感染が発生したと判断し薬膳を処方しました。以前は腹腔鏡を用いて肝臓の一部を採取し培養した時代もありましたが思った程の結果は得らませんでした、現在は周波数測定により判断しています。
7日後の診察では、食欲がでてきて調子が良くなりました。
14日後、食欲元気共に正常に復しました。
カビ治療はつづきますが、ひとまず危機は乗り切りました。
●カビ繁殖の問題点
@抗生物質の使用
抗生剤(特に経口薬)を安易に処方されると腸内細菌が減少する。その隙に腸に存在する僅かなカビが増殖し勢力図が変化してしまいます。その後はカビに支配される関係が続く。
A小麦の摂取
小麦に含まれるグルテン、および遺伝子組み換え小麦の異物反応により免疫細胞が出動しサイトカインを分泌する。そして腸に炎症が発生し上記と同じ腸漏れが起こる。牛乳に含まれるカゼインも消化しにくいので与えない。
B毒物摂取
化学物質、農薬、上記の遺伝子組み換え食品、ホルモン剤を含む食材は、腸の炎症を招き腸漏れの原因となる。
つまり、特例を除き抗生剤を使用しない、小麦、毒物の入っていない食事を選択することが病気の元の元の発生予防に繋がります!
関連タグ :
腸漏れによる犬の神経疾患 [News]
●イタリアングレーハウンド ♀ 13歳 カール
「左前肢に力が入らない」主訴で来院されました。
左足を地に付ける際に折れ曲がる(ナックリング)、痛みはない様子でした。
●血液検査
ALP(アルカリフォスファターゼ)のみ上昇して他に異常はありませんでした。
ALP:2489(正常値250)mg/dl
周波数測定異常
@各種ビタミン、ミネラルの不足×
A電磁波障害(低、高周波)×
Bアレルギー×
C中枢、末梢神経障害×
D酸化障害×
E炭水化物代謝障害×
F動脈硬化×
●1カ月後
「徐々に起立時間が短縮してきた、寝たまま排便する。」
●2カ月後
1日に1回立つことあり、殆ど起き上がれず寝たまま、四肢が特に冷たい。
周波数側定異常
@細胞外マトリックス×
A間質×
B細胞膜、細胞質×
Cゴルジ装置、リボソース、リソゾーム×
上記の結果から細胞内を修復する治療に切り替えました、
そして、後半から細胞外を修復する治療を開始しました。
●4か月後
2カ月間は立てない状況が続きましたが、
ここにきて「立てないが寝返りをうてるようになった!」と
嬉しい報告をいただきました。
この時点で細胞内・外の状況は改善しました。
●5カ月後
「自力で立ち上がり、自分で水が飲めるようになった☺」
周波数測定異常
@末梢神経△
A腸内フローラ×
B真菌×
C大腸×
真菌治療を開始しました。
●7か月後
「元気で動き回り以前同様によく吠えるようになった」
「元に戻った!」
●考察
7カ月に渡りお付き合いいただき感謝です。当初は症状が進行し寝たきりになりましたが、辛抱強く薬膳投与と周波数測定に通っていただきました、現在ほぼ以前の状態に回復できたことは本当に嬉しく思います。
今回の大元は大腸における真菌感染により腸漏れ(リーキーガット)が発生し、次に自己免疫疾患※に進展した結果が招いたものと思われました。
※自己免疫疾患
免疫が自分の組織を非自己(敵)とみなし攻撃を始めて臓器障害を発すること。(例:関節リュウマチ、膠原病、SLE、甲状腺機能減退症、糖尿病、アレルギーなど)
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犬の肛門感染 [News]
●チワワ 2歳 ♂
「お尻をこする」と来院されました。
通常お尻をこする原因は主に以下です
@ノミを介して感染する瓜実条虫が排出され肛門周りを這う
A肛門腺が溜まる
B便が肛門周囲に付着している/その影響で炎症を発している
など
●大腸菌
波動測定を行うと原因菌は大腸菌でした。
通常皮膚感染は常在菌でもあるブドウ球菌により発生しますが、ときに化膿連鎖球菌、大腸菌、嫌気性菌などで生じる場合もあり、今回は珍しい大腸菌が起因菌でした。
●治療
大腸菌に適合する薬膳を周波数測定で特定処方し、
肛門患部は鉱石パウダーを塗布することにしました。
●抗生物質を使わない理由
安易に抗生剤を選択してしまうと真菌(カビ)が腸管で有意な存在になり増殖します。なぜなら、抗生剤はカビには効果がないからです。抗生剤投与により細菌数が少なくなった隙間に本来少数存在する真菌が足場を固めて増殖します。
一度細胞に根を下ろした真菌はそう簡単に除去はできません、抗真菌剤が色々とありますがどれも決定的な効果はありません、また副作用の心配があります。
さらには、そのカビ毒(マイコトキシン)により癌、自己免疫疾患などが発生することが大きな問題です。
●7日後
肛門は綺麗に治癒していました。
感染の周波数が消えたことを確認して漢方薬を終了しました。
残念ながら写真撮影を忘れてしまいました。