よくある質問
食べさせてはいけないもの [よくある質問]
何を食べるのが一番ですか? [よくある質問]
我々の考え方としては、「遺伝子に沿った安全なお食事を戴くこと」が何より大切であると考えています。病気の早期発見は当然大切なことながら、もっとも大切なことは、「病気にならない生き方」です。
毎日戴くお食事が、体に合っていない、また、安全性を欠くものであれば少なからず悪い影響を及ぼします。最近、人間では「地産地消」「身土不二」が取り上げられていますが、残念なことに多くの人は、食事を単なるエネルギー補給と考えているのが現状です。
食材個々の持つ性格、食材個々の効用を理解して、動物の体に合った食材、食べ方をお勧めしています。
具体的には、歯の解剖学的構造を見ていただければ分かる通り、穀類中心となる人間の歯の構造と比べ、犬、猫では、肉中心の配列です。
もともと犬も猫も御先祖様は、肉食獣でした。「遺伝子に沿った」とは、言いかえれば解剖学的構造に沿ったと言うことになります。(肉と言っても筋肉、内臓、骨を含んで肉と表現しています。)もし、彼らがどうしても一人で生きてゆくことになった状況を想像していただけばイメージが湧くと思います。彼らは決して自分で調理することはできません。捕まえた物をそのまま食べることになります。
過去の歴史を振り返り、何が大切かを見つめることは、健康を維持するためにとても大切なことです。
お食事に興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。スタッフ全員が食事(食材選び、食材の効用など)についてお答えできる準備をしております。ご予約の上、いつでもリクエストください。
自宅での検査法を教えて [よくある質問]
以下、自宅で出来る身体検査を説明します。
早期発見につながりますから、時々(月1回程度)は、頑張って見て触ってあげましょう!
@頭から尾まで、くまなく見て、触る
熱、顔色、むくみ、フケ、脱毛、赤い部分、黒い部分、ノミなど無いか?
捕まった宇宙人の様ですが、いつも我々から身体検査を受けている愛犬ポエムは、どんなポーズをしても動きません。逆にこの身体検査をご褒美と思うぐらいに、楽しみにしています。皆さんも優しく褒めながらトライしてください!
<石崎動物病院愛犬ポエム>
我々には従順で、とてもフレンドリーですが、仲間には、厳しく、途中から仲間入りしたのにかかわらず、いつも一番を目指しています。別名、トラブルメーカーとも呼ばれています。
A鼻を観察
鼻汁、でき物など無いか?
鼻の短いワンちゃんでは、鼻の穴の大きさを見ることも大切です。
B目を観察
目ヤニ、しょぼしょぼ目、赤目、黄目はないか?
明るいところで、瞼を上下に開けて、白目の部分を観察してください。
C耳を観察
熱い、赤い、腫れてる、垢などないか?
明るいところで、耳の奥まで観察してください。
D筋肉と骨を観察
歩き方の異常、筋肉の対称性の異常、爪がかたよって削られていないか?
爪の付け根、指の間を観察することも忘れずに。
Fお腹の観察
手でお腹を触り、でき物がないか?やけにお腹だけ大きくないか?
♀の高齢では、乳腺腫瘍が多く見られます。乳腺一つ一つを触りながら「しこり」が無いか、チェックしてください。
G口の観察
歯石、歯肉の腫れはないか?(唇を持ち上げて、手前から奥まで)
歯肉、舌の色は良いか? でき物はないか?(口を上下に広げる)
手前の歯は見やすいですが、奥が少し観察しにくいです。唇を後方へ引っぱりながら、明るいところで、しっかりと観察ください。
H心臓の観察
胸に手を当てて、ザラザラ感はないか?
胸の拍動と股の動脈拍動は連動しているか?
ステップアップして、心臓の拍動と股の拍動が連動していることを確認できれば素晴らしい!
E呼吸の観察
安静時に呼吸が早くないか?重くないか?喉の下を軽く触って咳はないか?
上記の異常に気付いたら早めに受診ください!
手当と言う言葉がありますが・・・? [よくある質問]
昔、昔から世界各地で手のひらを当てるだけで治療する「手当療法」があると聞きます。私もこの「手当」の力を信じている一人ですが、誰でもできる簡単な方法ですから、動物にもこの手当療法をしてあげて欲しいものです。
ただ手を当てるだけでも良いし、経絡にそって流すのも良し、リンパの流れに沿って流すのも良いです。最も大切なことは、飼い主さんの心が落ち着いている時、とても気持の良い気分で動物に思いやりを持ってタッチして欲しいのです。飼い主さんが弱っていたり、また怒りながらタッチすると、かえって逆効果になってしまいますから、その点は注意が必要です。
その効果で、動物に気持ち良さが伝わり副交感神経が優位になり、血管が広がり、血行が良くなり、そして、免疫増強(健康維持、治療)へとつながります。費用は全くかかりませんから、是非とも実践してみてください。