広島県呉市「石崎動物病院」

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2017年05月15日(月)

犬の慢性アレルギー性皮膚疾患 [News]

●○○○ク ミニチュアDax ♂ 12歳
8年前から症状が始まったそうです、治療を行うも徐々に進行してしまい、ステロイドそして次にアポキルを飲んでいても遂には痒みが収まらずSNS情報により遠方から来院されました。

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●皮膚の苔癬化
慢性炎症が継続すると皮膚が硬化し象の皮膚様に皺が発生し、更には黒く変色してしまいます。四肢全ての先端部、臀部が脱毛し苔癬化を生じていました。マラセジア感染が見られ、たくさんの鱗屑(ふけ)が目立ちました。

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お尻の脱毛と苔癬化

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足裏の紅班と肥厚
足の裏は、赤く厚くなり、痒みのため常に舐めているそうです。

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胸部の希薄化
胸の毛も脱毛し薄く変化しています。

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慢性外耳炎
外耳も慢性炎症で黒く変色しています。

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●治療後1ヶ月経過
足先の毛が徐々に生え、苔癬化が軽減しています。

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まだまばらですが、脱毛したお尻の毛が徐々に生えてきました。痒みはありません。

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●治療のポイント
西洋医学では目の前の症状を抑える、あるいはコントロールすることに重点を置きます。よって、慢性疾患であれば永遠に投薬が続き、副作用に怯えることになります。我々が行う治療は、根本原因を探し、大元を治すをことを中心に行います。「木」に例えれば、枝・葉の治療ではなく、幹あるいは根の環境、土の微生物などを正常化することに力を注ぐことです。現代社会の環境は、社会毒(電磁波、化学物質、重金属、塩素など)の汚染に溢れ活性酸素(慢性炎症)を常に発生させる状況であり、身体は酸化した状態が続きます。この社会毒の排除と根本原因を解決しなければ完全な治癒にたどり着くことはできません。
今回は、上記の除去、中和作業と合わせて、食事の変更、減感作を行っています。

19時02分


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