猫の上腕骨骨折 [News]
●ニャンタ ♂ 1歳
他院の先生より「上腕骨骨折の猫ちゃん」をご紹介いただきました。
●上腕骨(前肢)骨折
骨幹中央部分の単純横骨折でした。心配(検討事項)は時間が経過していること、骨のズレがかなりあることでした。
●整復
レントゲンでは、単純骨折と思っていたのですが、実際に骨折部位を開けてみると、遠位側(下側)の上腕骨が実は3か所に割れていました。最近のレントゲン写真はデジタルンになり保存管理がとても便利になりましたが、骨の僅かな亀裂はどうしても以前のレントゲン写真の様に詳細ではありません。
骨鉗子でつかんだ瞬間に骨がばらばらになり一瞬途方にくれましたが、ワイヤーとネジの併用で整復を計りました。また、時間か経過していたため整復に時間を要しました。
●退院です!
遠位側の固定が若干弱い為、長期に入院していただきました。術後の回復は順調で、直ぐに足を使っていたずらをするのでひやひやでした。
癒し系のとてもフレンドリーな性格で、長期入院でスタッフと仲良くなり帰宅時には寂しさが生じます。
遠方なのでたぶん会えないけど元気でね〜❤
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猫の脛骨遠位骨折 [News]
●あおチャン ♂ 3ヶ月 日本猫
「足根関節部、脛骨遠位骨折」で他院の先生からご紹介戴きました。室内の電話工事でバタバタして気づくと足を挙げていたとのことでした。
レントゲン写真では、事前連絡のとおり下腿骨遠位部における骨折(成長線)が見られました。
●術後
骨説部位を整復し、一本のピンで関節と共に固定を行いました。
●ピンの除去
若さゆえの溢れるエネルギーと活発な性格で2度ピンが抜けかけましたが、無事にピン除去ができました。
退院を待ちわびて、遠方から飼い主さんが幾度となくいらっしゃいます、直ぐにでもお返ししたいのですが、飛び出たいエネルギーに溢れるあおちゃんには、今しばらくの安静は必至です、、、、もう少しの辛抱だぞー!
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アレルギー性関節炎 [News]
●トト ♀ 10歳 チワワ
「足を痛がって歩けない!」主訴で他の先生からのご紹介で来院されました。
病歴は、1ヶ月前から「歩く際に痛そうに鳴く」状況が続いていたそうです。身体検査所見は、後ろ足の不全麻痺、右膝蓋骨内方脱臼、中程度の心雑音、瞳孔の散大、軽度の歯石が問題でした。
●治療
紹介いただいた病院で既に、血液検査、レントゲン検査をされていましたので、当方では、波動測定を行いました。問題点は、関節における炎症、変性、白内障、網膜剥離。そして、周辺環境の問題である電磁波、食事と水の汚染、酵素不足が上がりました。早速、リポポリサッカライドを中心成分とする漢方薬を処方すると7日後には痛みが軽減(レベル4)してとても喜んでいただきました。
●その後1
一旦良くなった症状が1ヶ月後には再燃(レベル6)し、食欲はあるが元気がない状況に陥りました。再度、波動測定を行うと、体の酸化、電磁波問題はクリアーされていましたが、ここで新たに食事アレルギーの問題が浮上しました。早速、トトちゃんに反応しない食事を探し出し、様子を見ていただくと良好な反応が見られるようになりました。(レベル3)
●その後2
しかし、再び痛みが再燃し(レベル4)、「寝返りの際に悲鳴をあげる!悲痛な状況を訴えられました。再度、詳しく問診を繰り返しすと、実は処方食以外にオヤツを与えている事実が判明しました(笑)。再度、指示した食事のみにし、他のものを絶対に与えないことをお願いして次回の来院を待ちました。
20日後には、今迄で一番良い状態(レベル1)になり、走りまわるよう改善されていました。感謝