広島県呉市「石崎動物病院」

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犬の慢性(アレルギー性)皮膚炎 [News]

●ピース 9歳 日本犬 ♀
慢性化し治療開始から5ヶ月、ようやく痒みを抑えることができました。

最初の症状(写真撮影なし)は、
皮膚の著しい赤み、脱毛、フケ(酵母菌の一種マラセジア菌含む)があり難航しました。しかし当院の方針であるステロイド、抗生剤、消炎剤などの内服などを使用しない治療計画に我慢強くお付き合いいただきました。(感謝)


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●原因
大腸におけるカビの増殖により腸漏れ(リーキーガット)が生じ皮膚の自己免疫疾患(アレルギー)と病原体侵入による感染が発生しました。

初めはそのカビを乳酸菌で抑制する計画を立てましたが芳しくなく、
先月からカビの殺菌と炎症を抑制する薬膳を始めました。
そして、ようやく上記の症状が落ち着きました。
西洋医学の薬は対症療法としては速攻性がありますが、
薬の成分である化学物質により副作用(ノイズ)が発生します。
それは目に見える形あるいは目に見えない形で必ず現れます。

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当院では立場を自分自身に置き換えて薬の処方をおこないます、
従って副作用(ノイズ)のない薬膳の処方を行っています。

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●これからは毛を生やします!
大腸のカビを減らして腸漏れを防ぎ炎症を抑制します。
中型犬ともなると漢方薬は割高になりますが自然の素材を使用しているのでノイズの発生がありません。そのノイズ(化学物質、遺伝子組み換え素材)が次の病気を生む原因になるので一時的な緩和療法を目指すのではなく、根本の原因追及を行い芯から治す方法をお勧めします。

レポートは続きます・・・。

●6ヶ月後
痒みは無くなり、80%毛が生えてきました。
単なるアレルギー処置では通用せず、
奥深くに潜む病原体の処理が不可欠になります。

ここで大事なポイントがあります。
「抗生剤を使用しないこと!」です。
抗生剤を投与すると腸のバクテリアが死滅してカビが増殖するからです。

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●10カ月後
耳の毛が生え揃いふさふさになりました。
皮膚のベースに病原体が未だ存在していますが、
もう少しで排除することが可能です。
漢方薬の継続をお願いしました。

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238日、病原体消滅しました!


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ハムスターの皮下腫瘍 [News]

●サーレ Gハムスター ♂ 40g
「疲れやすい、息が浅い、できものに昨日気がづいた」
などの主訴で来院されました。

早く浅い呼吸と左脇には1p大の腫瘍が目立ちました。

早速バイオレゾナンス(生体共鳴)測定を行いました。
*電磁波(高周波、低周波)×
*腸カビ×
*腸内細菌叢の乱れ×
*大腸菌×
*血液寄生虫×
*食事と水の汚染×
*悪性腫瘍×

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測定内容から以下を行いました。
*病原体排除
*食事と水汚染の中和処置
*腸内のカビの抑制と善玉菌の育成
*抗癌処置

●1カ月後
「以前と比較して動きが活発になった」と嬉しい一声でした。

皮膚の腫瘍は残っていますが、明らかに動きが活発になり
入れ物の水槽をジャンプで飛び越えそうな勢いです!
電磁波(高周波)の問題はまだ残りますが、
この調子で細胞レベルから身体のクリーンアップを行い
復活して頂く予定です。

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●まとめ
癌の発生の始まりは、多くは「腸漏れ」からです。
腸漏れの原因は生まれる際に親からカビが移る、あるいは、食事と水の汚染などにより腸が炎症を起こし腸絨毛の腸管上皮細胞結合(タイトジャンクション)が破壊されることで発生します。

我々人間も「90%は腸漏れ※」と言われる時代です、
食べ物に含まれる化学物質、農薬、遺伝子組み換え食材、水の汚染(塩素、トリハロメタンなど)を意識して中和、解毒することが必須となります。
※人の場合は小麦、牛乳を特に注意!
動物の場合も小麦入りのフードは避けてください。

ハムスターの多くは2-3歳で腫瘍ができる傾向にあります、
その理由は、上記の食事内容と住環境が悪すぎるからです。

また、腸漏れから侵入した病原体は酸化した状況で活発になるので、
住環境汚染である電磁波対策も同じく必須となります。
ちなみにスマートフォンをネットに繋ぐと
2,000μW/m2以上になります。
これはスウェーデンの安全基準(0.1-1000μW/m2)の
2,000〜20,000倍の恐るべき値です!

電磁波測定士 院長 石崎俊史

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バイオレゾナンス 未病で発見、未病で治療 [News]

●ヨークシャテリア 2カ月 レナ ♀ 750g
購入して2週間、初の身体検査で来院されました。

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鼻先から肛門まで検査を行う身体検査の異常は
耳道における軽度の耳垢だけでした。
しかし、この段階で耳垢の発生がある意味は、既に腸漏れによるアレルギーが発生していることが想像されます。
追加検査をバイオレゾナンス(生体共鳴)測定で行いました。

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●バイオレゾナンス測定
身体検査では耳の微かな汚れだけでしたが
生体共鳴による周波数測定では以下の異常も見つかりました。

*大腸△
*アレルギ−△
*腸カビ△
*サイトカイン△※

この結果は、将来アレルギー症状がでる予兆です。
現在は無症状ですが
上記の△(軽度)が×(重度)になった時には
「耳を痒がる」「足先をなめる」などの症状が出現します。

※サイトカインとは?
異物(毒物、病原体、未消化蛋白質など)が細胞内侵入あるいは細胞外に付着すると細胞はMHCと言う旗を揚げて免疫細胞に異常を知らせます。その旗を目印に免疫細胞が集まり攻撃を始めます、そして攻撃の際に伝達物質が免疫細胞(マクロファージ、ヘルパーT細胞)から分泌され、免疫細胞が増員され本格的な攻撃が始まります。

免疫細胞が産生分泌する蛋白質をサイトカインと呼びます。
代表的なサイトカインはIL-1、IL-6、TN-Fαなどで炎症を惹起します、
反対に炎症を抑制するサイトカインも存在します。

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●未病での治療
今後は、腸内細菌叢を整えてカビの増殖範囲を減らし、
腸に炎症を発する有害物質(小麦、塩素、遺伝子組み換え素材、化学物質、農薬、重金属など)を与えないことが将来の病気予防に最も大切です。


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